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ブックマーク / blog.ohgaki.net (9)

  • ほぼ全てのインジェクション攻撃を無効化/防止する入力バリデーション 〜 ただし出力対策も必須です 〜

    (Last Updated On: 2019年2月18日)入力バリデーションはセキュリティ対策として最も重要なセキュリティ対策です。なぜセキュリティ対策であるのか?を理解していない方も見かけますが「ほぼ全てのインジェクション攻撃を無効化/防止する入力バリデーション」の効果と拡張方法を見れば解るのではないでしょうか? ソフトウェア開発者が知っておくべきセキュリティの定義/標準/ガイドで紹介しているセキュリティガイドラインでは入力バリデーションが最も重要なセキュリティ対策であるとしています。 厳格な入力バリデーションを行うと、開発者が意識しなくても、非常に多くの脆弱性を利用した攻撃を防止できます。今回は比較的緩い入力バリデーション関数でも、ほとんどのインジェクション攻撃を防止できることを紹介します。 重要:セキュア/防御的プログラミングでは入力と出力のセキュリティ対策は”独立”した対策です。ど

    ほぼ全てのインジェクション攻撃を無効化/防止する入力バリデーション 〜 ただし出力対策も必須です 〜
    mukaken
    mukaken 2015/06/15
  • PHP7で追加される整数型、浮動小数点型タイプヒントの問題点

    (Last Updated On: 2018年8月13日)PHP7では整数型、浮動小数点型、配列型のタイプヒントが追加されます。データ型をより厳格に取り扱うようになるのは良い事ですが、データ型を変換してしまうため問題となる場合もあります。 データ型は指定した型に変換すればよい、という単純な物ではありません。私はデータ型を変換しない方のRFCを支持していました。残念ながらこちらのRFCでなく、問題が多い方のRFCが採用されることになりました。 参考 PHP7のタイプヒントの使い方 タイプヒントとは? そもそもタイプヒントを使ったことが無い方も多いと思います。PHPはオブジェクトのクラスを「タイプヒント」として指定することが従来から可能でした。例えば、 function (MyClass $obj) { // Do something } のようにタイプヒントとして”MyClass”を指定し、

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    mukaken
    mukaken 2015/03/30
    大垣さんの記事。なるほど、これは困る。
  • 間違いだらけのHTTPセッション管理とその対策

    (Last Updated On: 2018年10月12日)HTTPセッション管理はWebセキュリティの中核と言える機能です。Webセキュリティの中核であるHTTPセッション管理に設計上のバグがある事は少なくありません。今回のエントリはPHP Webアプリ開発者ではなく、主にWebフレームワーク側の開発者、つまりPHP体の方に間違いがあるという話しです。Webアプリ開発者の回避策も紹介します。 まずセキュリティの基として「入力のバリデーションを行い、正当な入力のみを受け入れる」があります。しかし、PHPに限らず多くのセッション管理機構は当たり前の「入力のバリデーションを行い、正当な入力のみを受け入れる」を行っていません。セッションIDの再生成(リセット)も不完全な物が多いと思います。 参考: 知らないと勘違いする「合成の誤謬」の罠 開発者は必修、SANS TOP 25の怪物的なセキュリ

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  • PHP本体でタイミング攻撃を防御できるようになります

    (Last Updated On: 2021年3月25日) PHP 5.6からタイミング攻撃に対する対策が導入されます。メジャーなアプリケーションはタイミング攻撃対策が導入されていますが、PHP 5.6から簡単に対策できるようになります。 タイミングセーフな文字列比較関数はhash_equalsとして実装されました。 http://php.net/manual/es/function.hash-equals.php タイミング攻撃とは タイミング攻撃とは、コンピュータが動作する時間の違いを測って攻撃する、サイドチャネル攻撃(副作用攻撃)と呼ばれる攻撃手法の1つです。HTTPSの圧縮の副作用を利用したサイドチャネル攻撃が有名です。 コンピュータの動作時間、温度、音、電子ノイズ、電力使用量など、アルゴリズム自体の脆弱性を攻撃するのではなく副産物を利用する攻撃方法でサイドチャネル攻撃の一種です。

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    mukaken
    mukaken 2014/02/12
  • PHP 5.6の新機能

    (Last Updated On: 2018年8月13日)PHP Advent Calender 2013、3日目の参加エントリです。前日のPHP の配列を使った手品とその種明かしに続き3日目です。PHPの配列(ハッシュ)のキーはバイナリセーフなので何でも入れられる、ということはあまり知られていないですよね。面白い話だったと思います。 私のネタには面白さはありません。予めご了承ください :-) さて今日のテーマのPHP5.6新機能です。PHPプロジェクトのgitレポジトリでは既にPHP5.6用のブランチが作成されています。PHP 5.6は来春リリース予定です。 大ニュース(?)だったので多くの方はご存知だと思いますが、PHPは毎年新しいマイナーバージョンをリリースします。メンテナンスされるのは2つのバージョンのみです。つまりPHP 5.6がリリースされるとPHP 5.4はEOL(メンテナン

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    mukaken
    mukaken 2013/12/03
  • JavaScript: / の \ によるエスケープのみによるセキュリティ対策は禁止

    (Last Updated On: 2018年8月4日)RFC 4696をもう一度読みなおしてみると/もエスケープ可能文字に定義してありました。JavaScriptのエスケープシークエンスの処理の部分も間違っていたので全面的に書き直します。 RFC 4696(JSON)の定義では string = quotation-mark *char quotation-mark char = unescaped / escape ( %x22 / ; ” quotation mark U+0022 %x5C / ; \ reverse solidus U+005C %x2F / ; / solidus U+002F %x62 / ; b backspace U+0008 %x66 / ; f form feed U+000C %x6E / ; n line feed U+000A %x72 / ;

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  • PHPの比較とBOOL/NULL型の話

    (Last Updated On: 2018年8月13日)先日、10年以上勘違いをしていたことがPHPの開発者MLで議論して発覚したので、その大恥を披露します。 PHPの比較とBOOL/NULL型の話です。 ことの発端はmin関数で var_dump(min(-100,-10, FALSE( or NULL), 10, 100); とするとFALSE(またはNULL)が返ってくる、というバグレポートからでした。 PHPのBOOL/NULL型は var_dump(TRUE == 1); var_dump(FALSE == 0); var_dump(NULL == 0); はそれぞれTRUEを返します。TUREは1、FALSE/NULLは0と評価されています。 算術演算の場合、BOOL/NULL型は数値として評価されます。 var_dump(TRUE + 1); // 2 var_dump(F

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    mukaken
    mukaken 2013/11/14
  • yohgaki's blog - いろいろ変わったXSSがありますが...

    (Last Updated On: 2007年10月12日)私が知らなかっただけかもしれませんが、これにはかなり驚きました。いろんな所で問題が指摘されていますが、ECMAScriptにXML機能を追加したのはどうなんでしょうね…. 確かにかなり便利なのですが以下のコードでスクリプトが実行されることはほとんど知られていないでしょうね。 <script> 123[”+<_>ev</_>+<_>al</_>](”+<_>aler</_>+<_>t</_>+<_>(1)</_>); </script> 好むと好まざる関係なくFirefox 1.5から使えるのでWeb開発者は知っておかなればならないです。 日語訳 http://www.ne.jp/asahi/nanto/moon/specs/ecma-357.html 原文 http://www.ecma-international.org/pu

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    mukaken
    mukaken 2007/10/14
  • まちがった自動ログイン処理

    (Last Updated On: 2018年8月20日)問題:まちがった自動ログイン処理の解答です。このブログエントリは最近作られたアプリケーションでは「問題」にしたような実装は行われていないはず、と期待していたのですがあっさり期待を破られたのでブログに書きました。このブログの方が詳しく書いていますけが「Webアプリセキュリティ対策入門」にも正しい自動ログイン処理を書いています。 参考:自動ログイン以外に2要素認証も重要です。「今すぐできる、Webサイトへの2要素認証導入」こちらもどうぞ。HMACを利用した安全なAPIキーの送受信も参考にどうぞ。 間違った自動ログイン処理の問題点 まず間違った自動ログイン処理を実装しているコードの基的な問題点を一つ一つ順番にリストアップします。 クッキーにランダム文字列以外の値を設定している クッキーにユーザ名が保存されている クッキーにパスワードが保

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