「キューブラー・ロス」と彼は電話口で言った。「知ってるよね?」との彼の問いに、生返事をしてしまった。後悔した。電話が終わってすぐ、アマゾンでエリザベス・キューブラー=ロスの著作を2冊頼んだ。 翌日の朝、私の職場の朝礼で司会に立った女性がとつとつと語った。 「私たちは生まれてくる前に、自分の人生がどうなるかを決めているのだそうです。そして、その人生のシナリオに従って、敵になる人、味方になる人、親になってくれる人を決めて、役割を果てしてくれるようにお願いしてから、生まれてくるのだと聞きました。」 私の職場は、ごく普通の職場だ。スピリチュアルとか、宗教的な話しなどほとんど話題にされない。今日のこの女性の話しは非常に例外的であった。それだけに、とても印象に残った。 朝礼の後、しばらく仕事をして、自分の机に戻ってきた。スタッフがアマゾンの封筒を持ってきた。開けてみると、キューブラー=ロスの本が二冊入
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