世界初:100年前の絶滅種DNA、マウス生体内で再生 2008年5月21日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 遺伝子を組み換えられたマウスの胚。青い部分はフクロオオカミのDNAが活動していることを示す。 Photo credit: Public Library of Science ONE 世界で初めて、絶滅した動物のDNAが、生きている動物の体内で復活した。 DNAを提供したのは、オーストラリアのビクトリア博物館でエタノール漬けになっていた100年前のフクロオオカミ(別名タスマニア・タイガー)4頭の標本だ。 犬に似た大型の有袋動物であるフクロオオカミは、飼育されていた最後の1頭が死亡した1936年以来、確認されていない。 DNAの提供を受けたのは、テキサス大学MDアンダーソン癌センターの遺伝学者、Richard Behringer教