2024年の1月28日までの日本国内の興行収入が55.9億円、観客動員数は363万人を記録した山崎貴監督作、映画『ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)』。本作が今、北米市場で絶賛されている。 映画批評サイト『ロッテントマト』では、批評家たちの評価で100%中「98%」。一般観客の評価でも「98%」を獲得。また、本年度の第96回アカデミー賞の視覚効果賞にもノミネートされたほか、興行収入も日本円にして約81億円を叩き出し、北米の実写外国映画興行収入ランキングで歴代第3位を記録している。 国内の熱気をはるか上回る海外の熱狂ぶりには、一体どんな秘密が隠されているのだろう。今回は、映画評論家の森直人氏にその理由を解説していただいた。(以下、「」内は森氏のコメント) ハリウッド映画を愛してきた監督・山崎貴の作家性 まずは国内外共通で評価が高かった部分を聞いた。 「本作は焦土と化した戦後日本を舞台に、突
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