2021年7月24日のブックマーク (1件)

  • 『涼宮ハルヒの直観』なぜ“本格ミステリ”な作風に? 17年続く人気シリーズの文脈を紐解く

    谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズ9年ぶりの新刊『涼宮ハルヒの直観』が2020年11月25日に発売になり、話題になった。最初の『涼宮ハルヒの憂』が刊行されたのは2003年6月。2006年に京都アニメーションによりTVアニメ化され、エンディングテーマ「ハレ晴れユカイ」に合わせて踊るキャラクターたちの通称「ハルヒダンス」を真似た「踊ってみた」動画が相次ぐなどして、社会現象と化した。 新刊も『ハルヒ』らしい作品だったが、さすがに17年前に始まったシリーズだけあって、最近のラノベとは全然違うなという感想を抱いた。何が違うのか? 懐かしすぎるツンデレヒロイン 『ハルヒ』のヒロイン・涼宮ハルヒと言えば『灼眼のシャナ』のシャナ、『ゼロの使い魔』のルイズと並んで2000年代にツンデレブームを巻き起こした存在である。 しかしその後『ソードアート・オンライン』のアスナなどツンデレ以外の正ヒロインにも人気キャラが登

    『涼宮ハルヒの直観』なぜ“本格ミステリ”な作風に? 17年続く人気シリーズの文脈を紐解く