ブックマーク / realsound.jp (12)

  • 3時間超え/90分未満の映画は特別料金が必要? シネコンのタイムテーブルを作って検証

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第47回は“映画の長尺化が映画館にもたらすもの”というテーマで。 なんか最近の映画、長くない? 数年前から言われるようになった「映画長尺化」、皆さんはどう感じていますか。 「長い映画」というのははるか以前からあるわけです。映画史上最高傑作とも讃えられる『七人の侍』は70年近く前の作品ですが、3時間27分もあります。同時代のこれまた名作中の名作『風と共に去りぬ』は3時間51分とさらに長い。 『ゴッドファーザー』シリーズに『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズと、どの時代にも長尺作品はいくつもあり続けているわけですが、なぜここのところ長い作品が多くなったと感じるかと言えば、単に数もそうですが、文芸大作やジャンルの必然として長

    3時間超え/90分未満の映画は特別料金が必要? シネコンのタイムテーブルを作って検証
  • 「違う、ここじゃない」東京・埼玉の同名駅、行き先を間違える人が増えているーー原因はスマホの誤変換?

    photo:s-tsuchiya(unsplash) 鳩ヶ谷駅と幡ヶ谷駅を間違う人なんているのか―― そんなXの投稿が話題になっている。埼玉高速鉄道の鳩ヶ谷駅に、「違う、ここじゃない」と、名曲を思わせるタイトルのポスターが掲示され、「ご注意ください」「ここは鳩ヶ谷駅(埼玉県川口市)です」「幡ヶ谷駅(東京都渋谷区)ではありません!」と注意喚起されているのだ。 こうしたポスターをわざわざ製作するくらいなのだから、間違う人が一定数いるのだろうと思われる。窓口の駅員が、乗り間違えた乗客から相談を受けたケースがあるのだろう。 実は、こうした行き先を間違うトラブルは増えているといわれる。その最大の理由は、現代人の多くが、紙の時刻表を使わずにスマホの時刻表検索を使って駅名を調べるためである。この時、一文字でも打ち間違えたり、誤変換してしまったせいで別の駅に向かってしまうのだ。 ■同じ名前の駅名が近くにあ

    「違う、ここじゃない」東京・埼玉の同名駅、行き先を間違える人が増えているーー原因はスマホの誤変換?
    munieru_jp
    munieru_jp 2024/06/18
    都道府県が同じならともかく、乗換検索したら都道府県名も表示されるのになんで間違うんだ……
  • シネコン“上映スケジュール”ギリ発表の理由|Real Sound|リアルサウンド 映画部

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第28回は“シネコンの上映スケジュール発表タイミング”について。 「えっ、来週末の上映時間、まだ決まってないの!?」 これは映画ファンあるあるのひとつ。友人や恋人なんかと映画を観に行こうということになって、時間調べとくねー、と検索かけてみてびっくり。スケジュール出てないじゃん。予定決まんないじゃん。 なんでもない週ならまだしも、例えばゴールデンウィーク。5月4日“みどりの日”以降の上映時間が発表されるのは、ほとんどのシネコンで4月30日の夜か5月1日。連休前半終了後です。これでは映画館のスタッフは自分たちが連休関係ないからって、存分に楽しませないようにしているのではないか、と思われても仕方ありません。 これがイヤでイヤで、僕は十数年前に作

    シネコン“上映スケジュール”ギリ発表の理由|Real Sound|リアルサウンド 映画部
  • 漫画家・ヒロユキ、今だから話せる「きらら」黎明期と同人誌の制作秘話

    芳文社から発行される漫画雑誌「まんがタイムきらら(以下、「きらら」)」をご存知だろうか。それまでは主にサラリーマン向けの漫画を刊行していた芳文社から創刊された、萌え要素を前面に打ち出した漫画雑誌である。 2023年現在、「きらら」発のヒット作が連発し、メディアミックスが積極的に行われて漫画界を席巻している。さらに、『ぼっち・ざ・ろっく!』の作者のはまじあきのように、少女漫画雑誌から「きらら」に発表の場を移してヒットを飛ばした例もある。漫画家にとっても活動の場として無視できない存在になりつつある。 だが、「きらら」は創刊当時、漫画愛好家からは決して高い評価を得られていなかった。「同人作家が描いた漫画じゃないか」「かわいい女の子が出てくるだけだ」「読めるレベルではない」などと、ネット上でたびたび批判されていた。「きらら系」という言葉も、どちらかといえば否定的な意味で用いられていた。 そんなイメ

    漫画家・ヒロユキ、今だから話せる「きらら」黎明期と同人誌の制作秘話
  • 『すずめの戸締まり』などアニメ映画の興行で定着した入場者特典 コストは億超え?

    アニメ映画の興行ですっかり定着した入場者特典。近頃では、第5、6弾くらいまで特典を用意するのが当たり前になりつつある。 こうした傾向を「特典商法」と揶揄する向きも一部にある。映画は商売であることは絶対に否定できない事実なので、たしかにこれは「商法」である。それ自体は正しい。 しかし、これが揶揄されるべきことかどうかには一考の余地がある。そもそも、「商法」という言葉にどうして悪い印象があるのだろう。商売である以上、商法があるのは当たり前なのに。 特典商法は悪で、マスメディアによる大量宣伝手法は悪ではないのだろうか。編にはないシーンを予告で使用する商法は悪ではないのか、前売り券を大量に配るのはどうか。映画が日でまだ活動写真と呼ばれていた頃には、フィルムの回転スピードを上げて上映時間を短くして、一日の上映回数を増やすということも行われていたらしいが、これは悪だろうか。 時代によって映画の商法

    『すずめの戸締まり』などアニメ映画の興行で定着した入場者特典 コストは億超え?
    munieru_jp
    munieru_jp 2023/02/11
    ポストカードとかは正直いらないけど、『すずめの戸締まり』のようにインタビューが載った冊子や書き下ろし小説は嬉しい。
  • 『ぼっち・ざ・ろっく!』作者・はまじあきインタビュー「 ぼっちちゃんの性格は、私自身の投影です(笑)」

    今期のアニメーション界の話題を席巻する作品になった、はまじあきの4コマ漫画ぼっち・ざ・ろっく!』。 【写真】後藤ひとりのアイコン! ぼっちちゃんジャージが登場 「陰キャならロックをやれ!」というキャッチコピーはインパクト抜群であった。陰キャ女子の後藤ひとり(ぼっちちゃん)のネガティブっぷりが炸裂するギャグ漫画と思いきや、ぼっちちゃんの成長があり、バンドメンバーとの友情もあり……と、実は王道を行く成長物語であり、音楽漫画としても読みごたえ抜群の名作なのだ。 そんな注目作を生み出した、漫画家はまじあきに直撃インタビュー。12月24日にはアニメーションが最終回を迎えたばかりだが、気になる漫画の今後についてもお話を伺った。 『ぼっち・ざ・ろっく!』第1巻。「まんがタイムきららMAX」で連載中。はまじあき著、芳文社/刊 ぼっちちゃんは作者自身の投影!? ――『ぼっち・ざ・ろっく!』は今期のアニメで

    『ぼっち・ざ・ろっく!』作者・はまじあきインタビュー「 ぼっちちゃんの性格は、私自身の投影です(笑)」
  • “次の雨穴”として出版業界が大注目? ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)とは何者なのか

    謎の覆面ミステリ作家・雨穴の新作『変な絵』(双葉社)が売れ続けており、フジテレビ系の情報番組『めざまし8』が報じた“出版界のAdo”という言葉もSNSのトレンドになった。そんななか、同じくウェブメディア「オモコロ」のライターとしての一面を持つ「ダ・ヴィンチ・恐山」こと品田遊が11月7日、短編SF小説集『名称未設定ファイル』(朝日文庫)、ウェブマガジンの日記をまとめた『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』(朝日新聞出版)を同時に刊行。さっそくAmazonランキングで上位にい込み、好調な出だしとなっている。「オモコロライター」であるほか、メディア露出の際に仮面をかぶっていることも雨穴と重なるが、果たしてどんな人物なのか。 「オモコロ」というメディアについては、当サイト記事「雨穴、地獄のミサワ、ダ・ヴィンチ・恐山……次世代作家を輩出する『オモコロ』の強み」に詳しい。雨穴は2018年、同

    “次の雨穴”として出版業界が大注目? ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)とは何者なのか
    munieru_jp
    munieru_jp 2022/11/11
    オモコロチャンネルか匿名ラジオでネタにされそう
  • Creepy Nutsが『よふかしのうた』を逆輸入する面白さ アニメ主題歌決定までの軌跡

    7月7日深夜よりフジテレビノイタミナ枠にて放送がスタートするTVアニメ『よふかしのうた』。放送に先立って6月9日にPVがYouTubeにて公開されると、またたく間に話題となり、2022年6月21日現在で63万再生を突破するなど、放送前から大きな注目を集めている。 そんな作において、オープニングテーマとエンディングテーマを担当しているのがヒップホップユニットのCreepy Nutsだ。『よふかしのうた』のタイトルや内容は彼らの同名楽曲からインスパイアを受けており、また今回はCreepy Nuts自身がオープニングテーマに新曲を書き下ろすという“逆輸入”の現象が起こっている。そこで、稿では『よふかしのうた』がどのような変遷を経て、アニメ化へと辿り着いたのかを振り返るとともに、『よふかしのうた』とCreepy Nutsの逆輸入的な面白さを考察していきたい。 『よふかしのうた』は、『だがしか

    Creepy Nutsが『よふかしのうた』を逆輸入する面白さ アニメ主題歌決定までの軌跡
  • YouTubeで急増中の「ボイスコミック」とは? 若者の漫画需要拡大に新たな可能性

    YouTubeで「ボイスコミック」というジャンルが今、ちょっとしたブームになっているのをご存じだろうか? 「ボイスコミック」とは、マンガに声優が声をあてた動画コンテンツのこと。ラジオなどで聴ける朗読劇と違って「絵」がある一方、アニメとは異なり絵が活動しない。静止画のみだ。 ボイスコミック自体は、とくだん、真新しい施策ではない。古くは2007年11月、集英社がかつて運営していたサイト「s-cast.net」で、“VOMIC”の名称で配信されており、同サイトでは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の一部などが配信されていた。 YouTube上で流行りだしたのは、2018年ごろ。小学館の『ちゃお』、集英社の『りぼん』『別冊マーガレット』といった大手出版社が刊行する少女雑誌のYouTubeチャンネルにコンテンツがアップされるようになり、広まっていった。取り扱われる作品の

    YouTubeで急増中の「ボイスコミック」とは? 若者の漫画需要拡大に新たな可能性
  • 『涼宮ハルヒの直観』なぜ“本格ミステリ”な作風に? 17年続く人気シリーズの文脈を紐解く

    谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズ9年ぶりの新刊『涼宮ハルヒの直観』が2020年11月25日に発売になり、話題になった。最初の『涼宮ハルヒの憂』が刊行されたのは2003年6月。2006年に京都アニメーションによりTVアニメ化され、エンディングテーマ「ハレ晴れユカイ」に合わせて踊るキャラクターたちの通称「ハルヒダンス」を真似た「踊ってみた」動画が相次ぐなどして、社会現象と化した。 新刊も『ハルヒ』らしい作品だったが、さすがに17年前に始まったシリーズだけあって、最近のラノベとは全然違うなという感想を抱いた。何が違うのか? 懐かしすぎるツンデレヒロイン 『ハルヒ』のヒロイン・涼宮ハルヒと言えば『灼眼のシャナ』のシャナ、『ゼロの使い魔』のルイズと並んで2000年代にツンデレブームを巻き起こした存在である。 しかしその後『ソードアート・オンライン』のアスナなどツンデレ以外の正ヒロインにも人気キャラが登

    『涼宮ハルヒの直観』なぜ“本格ミステリ”な作風に? 17年続く人気シリーズの文脈を紐解く
  • King Gnu 井口理、Creepy Nuts……『ANN』なぜ音楽系人気パーソナリティを輩出? プロデューサーに聞く番組制作のスタンス

    King Gnu 井口理、Creepy Nuts……『ANN』なぜ音楽系人気パーソナリティを輩出? プロデューサーに聞く番組制作のスタンス 数多くのミュージシャンがパーソナリティを務めているラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送/以下、『ANN』)。同番組のパーソナリティの選定は非常に興味深い。どのようなトークを展開するか未知数なミュージシャンであっても積極的に起用し、ラジオを通して彼らの人間性を引き出している。最近では、YOASOBIが『オールナイトニッポン0(ZERO)』(以下、『ANN0』)の一夜限りのパーソナリティを担当することが決まり話題になっていた。 また同番組といえば、ジャンルを超えたアーティスト同士の交流も魅力だ。2020年3月までパーソナリティを務めていたKing Gnu 井口理は、aiko、ポルノグラフィティ岡野昭仁などと共演。Creepy Nutsであれば、

    King Gnu 井口理、Creepy Nuts……『ANN』なぜ音楽系人気パーソナリティを輩出? プロデューサーに聞く番組制作のスタンス
  • 日本のアニメはなぜフルCGを忌避し“ハイブリッド”な画面づくりを続ける? その理由を読み解く

    細田守監督による『未来のミライ』の見どころになっていたのが、悪夢的な「未来の東京駅」のシーンだった。ここでは、ほとんどのビジュアルが3次元コンピューター・グラフィックス(3DCG)によって構築されているのだという。だが主役である4歳児など、あくまで主要なキャラクターは、従来のように手描きによる2Dで表現されている。このような手法はとくに珍しいものとはいえないだろう。ここ10数年、2Dと3DCGを組み合わせる“ハイブリッド”な画面づくりが、日の劇場アニメーションにおける主流の表現となっているのだ。 ディズニー/ピクサーに代表されるように、大規模なアニメーション制作の潮流は、世界的にいまや3DCGに傾き、キャラクターを含め、すべてをCGで描く「フルCG」作品が増え続けている。たしかに日でも、TVアニメを中心にフルCGが増えており、『GODZILLA 怪獣惑星』や『ニンジャバットマン』など、

    日本のアニメはなぜフルCGを忌避し“ハイブリッド”な画面づくりを続ける? その理由を読み解く
  • 1