その真備町では、今月11日の夕方までに、49人の死亡が確認されました。 関係者によりますと、このうち、西原俊信さん(86)と妻の明子さん(84)は今月8日、自宅で倒れているのを捜索にあたっていた自衛隊員が見つけたということです。 俊信さんは、目や足が悪く、明子さんは俊信さんのデイサービスに付き添ったり、自宅で介護したりしていたということです。2人の遺体が見つかったのは平屋建ての住宅の台所でした。妻が、体の悪い夫を抱きかかえるような状態で発見されたということです。 夫婦の次男の幹夫さん(54)は今月7日の朝、母の明子さんに電話をかけたそうです。 「水は来ていないから大丈夫」 明子さんは、電話口でそう話したといいます。 ところが、その後、事態が悪化します。明子さんは午前10時57分、近所に住む田原康子さんに電話をかけていました。田原さんは、当時、電話に出られず、留守番電話には「水があがってきて
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