はじめに アトラシアン社のJira Softwareでは、ユーザーストーリーの見積もりの単位には、 時間単位の絶対見積もり ストーリーポイントでの相対見積 の両方を選択可能です。 ですが、Jira上の課題として作成したタスクの進捗のトラッキングは作業に用いた工数の時間単位で行うため、課題タイプの「サブタスク」にはストーリーポイントを設定できないという仕様があります。 この仕様の是非については論を避けますが、Jiraに限らずアジャイル開発について様々な方とやりとりをして感じるのは、「スクラムをはじめとするアジャイル開発のプロセスでは、見積もりに『ストーリーポイント』を用いて相対見積を使うものである」という認識の存在です。 もちろんストーリーポイントを用いて相対的なサイズを 用いる見積もり手法には、過剰バッファーや、理想日と実作業日の差異、不確実性への対処、コミットメントと進捗管理の分離など、