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ブックマーク / xtech.nikkei.com (9)

  • [トップ対談]知識創造型の産業に転換すべき時に(後編)

    トップ対談の後半では、ITサービス会社に「企画提案力」が求められていることについて、熱い議論が繰り広げられた。これは長年の課題であるが、手付かずだった、と両氏は警鐘を鳴らす。高度IT人材を育成するには、ITサービス産業だけでなく、国の力も必要だと力説する。 モデレーター IT投資対効果についてお聞きします。日アメリカでは、IT投資の効果に大きな違いがある、とのことでした。日は業務の効率化のためにITを使うことが多い一方、アメリカITによってビジネスモデルをがらりと変えて、大きな価値を生んできたということのようです。ITサービス会社が、企業の競争力の向上に貢献するには、このあたりに課題やヒントがありそうです。 藤沼 JUAS(日情報システム・ユーザー協会)の調査によると、ITサービス会社の一番の課題は「企画提案力」です。企画提案力については、以前からずっと指摘されてきたことです。

    [トップ対談]知識創造型の産業に転換すべき時に(後編)
  • “ポリバレント”なシステム・エンジニアが育っていますか

    「ポリバレント」という言葉をご存じだろうか。サッカー好きな人であれば1度は耳にしたことがあるだろう。「多機能」や「多様性」と言った意味で、前日本代表監督のイビチャ・オシム氏が、代表チームの選考基準として、この言葉を使ったことから注目されるようになった。複数のポジションを高いレベルでこなせる浦和レッドダイヤモンズの阿部勇樹選手などが、ポリバレントな選手と評さることがある。 ポリバレントな人材が重宝されるのは、サッカー界に限ったことではない。ITの世界でも、ポリバレントなシステム・エンジニア(SE)が必要とされている。今回、日経コンピュータ(1月15日号)の特集「出でよ、次世代ITリーダー」をまとめるに当たり、約30社のユーザー企業を取材した。情報システム部門で開発プロジェクトを率いるITリーダーは、「経営課題の解決」「業務部門のニーズの掘り起こし」「ベンダーとの折衝」「部下の育成」といった複

    “ポリバレント”なシステム・エンジニアが育っていますか
  • 担当者に聞く! 「Google Developer Day 2008」の見どころ

    Googleは2008年6月10日に,開発者向けイベント「Google Developer Day 2008 Japan」を横浜で開催する。Google Developer Dayは2008年5月28日サンフランシスコで開催するGoogle I/Oを皮切りに,世界13カ国で順次開催される。Android,OpenSocial,App Engineといった技術を解説するセッションや,ハンズオン形式のトレーニングも行われる。 イベントに先立ち,Google Maps API for Flashのセッションに登壇する加藤定幸氏(写真1),OpenSocialのセッションに登壇するGoogleソフトウエアエンジニアの丹羽智史氏(写真2)に,セッションの概要と見どころを聞いた。 Google MapsがFlashに対応 位置情報を検索できるGoogle MapsのFlash版,Google Maps

    担当者に聞く! 「Google Developer Day 2008」の見どころ
  • 「受託中心と多重下請けが日本IT産業の低収益の要因」---経産省 情振課長 八尋俊英氏

    「日の情報サービス業の収益性はインドよりも低い。受託開発中心の体質と多重下請け構造が要因」---経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課長 八尋俊英氏はIPAX2008の講演でこのような認識を示した。 IPAX2008は独立行政法人 情報処理推進機構が開催するイベント。八尋氏は「2008年度 情報関連施策について」と題して講演した。 日の国際的な競争力は相対的に低下する傾向にあり,日IT市場の地位も相対的に低下していると八尋氏は指摘。そのため国内市場でのみで事業を展開するのではなく,世界市場への展開が急務であるとする。「ヒト,モノ,カネの世界的な再編成が進行する渦中にあって,日は乗り遅れている」(八尋氏)。 日の情報サービス業市場は世界第2位の規模だが,収益性は欧米IT企業に比べ低いだけでなく,インドIT企業よりも低い。その要因は受託開発中心の体質と多重下請け構造という情報サー

    「受託中心と多重下請けが日本IT産業の低収益の要因」---経産省 情振課長 八尋俊英氏
  • 「渋滞とパンデミックは同じ」という本のモデル企業は

    幻冬舎といえぱ、郷ひろみの「ダディ」、村上龍の「13歳のハローワーク」、小林よしのりの 「新・ゴマー二ズム宣言」シリーズなど、数々のベストセラーで話題を集めている出版社です。 今年の3月、同社から建築、土木プロジェクトや都市、防災問題などの裏方で活躍する “縁の下の力持ち”的なソフト的技術を紹介する新刊が発売されました。 そのモデルとなったのは、ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、 あの、構造計画研究所 なのです。 新刊のタイトルは、「あなたにもミエル化?」というユニークなもので、著者はノンフィクション 作家、山根一眞氏の「メタルカラーの時代」をサポートした愛弟子、喜多充成氏です。 構造計画研究所は以前は建築、土木用CADやソフトウエアのベンダーとして知られていましたが、 最近は総合エンジニアリング企業として、ITや通信、製造業などもカバーする 技術とサービスのコンサルティングでも幅広いサービスを提供

    「渋滞とパンデミックは同じ」という本のモデル企業は
  • 3分でわかる!仕事に役立つExcelテクニック:ITpro

    Excel仕事のツールとしては非常にポピュラーなソフトですが,多機能がゆえに,その便利な機能を十分に使いこなせていない人が非常に多いのではないでしょうか。そこでこの連載では,“操作自体は決して難しいものではないけれど,意外と知られていない”というExcelの便利なテクニックを厳選して紹介していきます。ぜひご期待ください!

    3分でわかる!仕事に役立つExcelテクニック:ITpro
  • 非機能要件を見極める【前編】:ヒアリングでは不十分

    「要件定義を難しくする」とクローズアップされてきたのが“非機能要件”の存在である。非機能要件とは,性能や信頼性,拡張性,セキュリティなど,機能要件以外のもの全般を指す。これらはユーザーへのヒアリングからだけでは洗い出しにくい。漏れがあると,稼働後のトラブルの種になる。こうした事態を未然に防ぐ,非機能要件の見極め方を探る。 旅行代理店のアールアンドシーツアーズは,今年10月末に予定しているホテル予約システムの稼働に向けて,今,開発の真っ最中だ。このシステムは,仕入れた航空券の在庫や宿泊の空室情報を管理するホストに,2次代理店からインターネット経由で送信されてくる予約データを受け渡すもの。 開発を主導する大平雅義システム部長は,「機能要件はほぼ固まったが,性能に関する非機能要件が懸案として残っていて悩ましい」と語る。 予約データはインターネットを介してやり取りされる。そこに含まれる顧客情報は暗

    非機能要件を見極める【前編】:ヒアリングでは不十分
  • システム基盤設計の基礎

    交通量に見合った道路を作ったり,工場の排煙を減らす高度なごみ処理施設を建設したりする,といった基的な都市計画がなされていない,つまり「都市基盤」が整備されていなければどうなるか。道路は慢性的に渋滞しており,たどりつくだけで一苦労。街で交通事故が発生しても救急車が現場に到達することさえままならない。工場は排煙をまき散らし,深刻な大気汚染を引き起こす──。 情報システムにも,同じことが当てはまる。豊富な機能を持つアプリケーションを開発することは確かに重要だ。だが,サーバーやストレージの性能や信頼性,ネットワークの回線速度などを無視していては,システムの品質を保つことは難しい。システム開発に携わるあらゆるITエンジニアにとって,システムの性能や信頼性などを左右する「システム基盤」の知識は不可欠だ。そこで講座では,システム基盤を理解するための基的な技術や用語から,実践的な開発方法論までを解説

    システム基盤設計の基礎
  • 上流工程の問題解決 仕様変更編【前編】

    システムが以前よりも複雑化している現在,多くの開発者やユーザーは,「仕様変更がある程度起こるのは仕方がないこと」と前向きに受け止めてはいる。だが一方で,仕様変更によるコスト超過などが原因で,プロジェクトが失敗に陥ることが非常に多い。仕様変更によるトラブルを極力防ぐにはどうすればよいのか。現場担当者の知恵から解決法を探ってみた。 「設計書の50%に手を加えなければならないほど仕様変更が続出し,収拾がつかなくなってしまった」。NTTデータ東北の太田雅典氏(法人システム事業部 第一開発担当課長)は,数年前に手がけたある出版社の広告管理システムで,開発中に起こった仕様変更のトラブルを振り返る。このプロジェクトでは,設計が一通り終わり,実装(プログラミング)フェーズに入ってから,データベース(DB)の構造や,帳票出力用の計算式,他システムとの接続インタフェースなど,システムの根幹をなす仕様の変更を次

    上流工程の問題解決 仕様変更編【前編】
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