●IntelとTSMCの提携 3月2日Intelは、ファウンダリ企業最大手である台湾のTSMCと、AtomをコアとしたSoCの製造を可能にするための了解覚書を締結したと発表した。リリースによると、IntelがAtomコアをTSMCのテクノロジープラットフォームへ移植することで、「Intelの顧客」(英文プレスリリースではIntel customers)がTSMCが持つ膨大なIPライブラリと組合せて、SoCという形で入手できるようにしよう、ということらしい。 対象をIntelの顧客としていることからして、TSMC経由でライセンス料さえ払えば、誰でも好きにAtomコアを使える、ということではないのかもしれないが、設計の自由度が大幅に向上するのは確実だ。少なくとも、Atomを自社の周辺技術と組み合わせるのに、ターゲットには必ずしも必要とされない機能を備えたチップセットと込みでAtomを購入したり