ブックマーク / blog.tinect.jp (180)

  • 頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか

    当たり前の話かも知れないんですが、ちょっと書かせてください。 「頭がいい人は、難解なことでも分かりやすい言葉で説明出来る」みたいな信仰というか、都市伝説というか、聖闘士の伝承みたいなテキストが時折観測されるんですが、みなさんご存知でしょうか。 「頭がいい人 説明」とかでぐぐってみると、いろんなページが引っかかりますよね。 私、あれちょっと違うというか、色々誤解されてるなあ、と思っていまして。 正確には、「頭がいい人は、相手に説明をする目的と、相手にどこまで理解させる必要があるかを見極めることが上手い」というべきなんじゃないかなあ、と。そんな風に考えているのです。 昔、私が今とはまた違う職場にいた頃、一人「すごく説明が上手い人」が同じ部署にいました。彼のことを、仮にTさんと呼びます。 Tさんはエンジニアで、私よりも十年くらい先輩で、当時その職場に参加したばかりだった私がいたチームの、チームリ

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    murasakai
    murasakai 2017/01/17
  • 経営者やマネジャーが「絶対やるべきこと」と「やってはいけないこと」

    ある記事を見た。 スタートアップ初期に重要ではない20の項目と最も重要な2つの事 上の記事は、ある会社のオウンドメディアの記事だ。 「重要ではない20の項目」は皮肉が効いていて面白いが、それより強く主張したいのは「最も重要な2つの事」のことだろう。 下記の2つだけの事柄に関してはスタートアップを始めた直後から最重要項目である。 ユーザーに求められるプロダクト 立ち上げ時から最も重要な事柄の一つは、ユーザーが求めるプロダクトを作る事。そしてそのクオリティーを追求する事。会社になっていなくても、従業員がいなくても、オフィスが無くても、デザインがしょぼくてもとりあえずユーザーが求めるなにかしらのプロダクトをリリースする事に注力する事。 ユーザーの獲得 ユーザーが欲しくなるプロダクトをリリースしたら、次はユーザーを獲得する事。獲得施策は多々あるが、あらゆる方法を使ってでもどうにかユーザーの獲得をし

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    murasakai
    murasakai 2017/01/16
  • アルバイトを30種類近くやった、と言う学生が「アルバイトはやめとけ」と言う理由。

    早い人はそろそろ就職活動の準備をしているだろう。自分の望む職に就くために、早々と準備をする学生は少なくない。先日会った学生も、そんな学生の一人だった。 彼は情報交換のため、と言っていたが、私も採用活動を行なっているので、現在の学生の方々の状況が気になる。 彼は会うとすぐに「質問があるんですが……」と切り出した。 「アルバイト経験って、企業の面接官はどのくらい重視してますか?」 なかなか難しい質問だ。「場合に依る」と言いたいところだが、それでは相手の当に聞きたいことの回答にはならないだろう。 「一般的な回答でない、例えば私の個人的な感想でもいいですか?」 と聞く。同意が得られたので私は正直に答えた。 「率直に言うと、面接においてアルバイト経験で面白い話が聞けたことが非常に少なかったので、私はあまり重視していません。」 と答える。 学生は「そうですよね」と頷く。「アルバイト程度で、アピールに

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    murasakai
    murasakai 2017/01/12
  • 自分が「金持ちである」と公言するメリットはほぼゼロ。なのになぜ公言する人が後を絶たないのか?

    今回はお金の話をひとつ。 知人が「年収1億円になれるセミナー」に誘われたとのこと。 「あやしいですよね。どうなんですかね」 講師は「年収一億、しかもそれは不労所得」を公言し、フォロワーも多いという。 ***** かつて中小企業のコンサルティングをしていた頃のこと、「オーナー経営者」によくお会いしていた。 そして彼らの中には「めちゃめちゃお金持ち」が、普通に存在している。 大企業の雇われ経営者が「1億以上の報酬」をもらって騒がれていことがあるが、真のお金持ちは大企業にはめったに存在しておらず、中小企業のオーナーたちの中に数多く存在している。 だが、彼らは極力自分を「お金持ち」には見せないように注意深く行動している。自宅や乗っているクルマも、信頼できる社員にしか見せず、もちろん役員報酬がいくらなのかも開示しない。 社員が思う社長の給料と、実際のそれとは、おそらく10倍くらいの開きがある。 これ

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    murasakai 2016/12/18
  • 今、Amazonダッシュボタンを買っている人は、多分仕事できる人。

    Amazonが、Kindleにつづきまた我々に買い物をさせるための「レジ」を世に送り出した。 それは、Amazonダッシュボタンである。 Amazon dash ボタンを「ぽちっ」。お気に入りの商品が少なくなったと気づいたら、ボタンを押すだけで商品をお届けします。Wi-Fiに接続し、iPhoneAndroidスマートフォンのAmazonショッピングアプリからお気に入りの商品を設定するだけ。あとは必要な時にDash Buttonを押すだけで注文ができます。新しい買い物スタイルをご体験ください。 この商品を見て、スペック云々の前に思った。 「あー、「今」これを買う人は仕事できる人なんだろうな。」 そして、実際に私の周りでは、「できる人たち」が買っている。 何故そんなことが言えるのか。 1.新しいものに対する抵抗がない人が買う 「当にこんなもの使うのか?」と誰もが思うだろう。「Amazon

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    murasakai 2016/12/08
  • 現在の40代以下の人は、65歳では引退できない。

    ロンドン・ビジネス・スクールの教授、リンダ・グラットンは、MBAプログラムを受講する学生たちに次のような問いを発するという。 100歳まで生きるとして、勤労時代に毎年所得の約10%を貯蓄し、引退後は最終所得の50%相当の資金で毎年暮らしたいと考える場合、あなたは何歳で引退できるか?*1 具体例をあげよう。 23歳で就職、現在40歳の人物がいて、現在は700万円ほどのそれなりの水準の給与をもらっている。 貯蓄は毎月の給与とボーナスの10%程度をコツコツと行い、現在は1000万円程度の蓄えがある状態だ。 想像できただろうか? さて、解答だ。 リンダ・グラットン氏の解答は、 「この場合は80代まで働くことが求められる」 となっている。 この数字には私も少し驚いた。70代の中盤くらいまでは働く必要があると思っていたが、実際には想像以上に長く働かなければならないという事実が、我々に突きつけられている

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    murasakai 2016/11/24
  • 簡単に自炊ができる方法と、そこから導き出される仕事の極意について

    我が家は共働きだ。家事分担は料理を僕が、掃除・洗濯をが担当しており、そこそこ楽しく結婚生活を送っている。 僕はもともとべるのが好きだという事もあって、自炊は全く苦にならない。よく家で自炊を担当していると言うと「偉いですね。料理作るの大変じゃないですか?」と言われるのだけど、正直言って料理が面倒だと思った事は一度もない。 たまたま自分が自炊行為を苦痛に思わない性分だった事もあり、自炊に苦労する人の気持が今までよくわからなかったのだけど、世の中には料理を作る作業が苦痛だという人も結構いるようで、そういう人から「自炊のコツを教えてくれ」とアドバイスを求められる事が結構あった。 初めは彼らが何に苦労しているのかサッパリわからなかったのだけど、最近これはゴールを見据えられているかどうかだという事がよくわかってきた。以下自炊のコツと仕事術を絡めて書いていこうと思う。 自炊の極意は自分が何をべたい

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    murasakai 2016/11/21
  • 「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話

    この記事を読んで、昔塾講師やら家庭教師やらを掛け持ちしていた頃のことを思い出しました。 AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか? これまでのところ、テストを受験した公立中学校生340人のうち、 約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、 約2割は、基礎的な読解もできていない ことが明らかになってしまった。 以前Books&Appsさんに寄稿させて頂いた記事でも触れたんですが、塾講師を「出来る子をもっと伸ばす」人と「出来ない子をなるべく救い上げる」人に分けたとしたら、私はもっぱら後者でした。 で、私が塾講師をやっていた頃も、「問題文を読解する」という段階で苦戦する子は何人もいました。 手前みそですが、上記記事からの引用です。 塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと 国語で印象に残っているのは、「そもそも数行以上の文章を、意味を

    「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話
    murasakai
    murasakai 2016/11/18
    "国語だけじゃない、数学でも英語でも社会でも理科でも、他のあらゆる分野でも、「そもそも書いてあることが頭に入ってこない」というのは致命的なハードルです。"
  • 会社も、顧客も選べる。なのに何故上司は選べないのか?

    仕事における最も重要な利害関係者が誰なのかと問われれば、顧客と、経営者、そして上司だろう。 そして、その中で最も一緒に過ごす時間が長いのが上司である。 上司は自分に指示を出し、仕事のやり方を教え、目標を与える。 結果として、仕事の面白さを大きく左右する存在だ。 だから会社の人間関係の悩みの多くは、上司との関係にまつわるものである。上司との関係がまずくなれば仕事の楽しさは大きく減り、関係が良くなれば多少の困難は苦にならない。 そんな重要な上司との関係であるが、会社はこの領域へあまり思い切った態度を取らない。 例えば「上司を選べない」という事実がある。 どういうことか。 例えば勤め先は転職によって自由に選べる。「嫌な会社ならやめたらいい」と多くの人が普通に言う。 さらに顧客の選別ももちろん重要だ。「嫌な客とは付き合わなければいい」と多くのマーケティングコンサルタントは言う。 だが、上司を選ぶの

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    murasakai 2016/11/07
  • 人の作品にケチを付けるだけの人になってはいけない、という話。

    少し前、「記事について相談したい」という若手の方とお会いした。 「何をするつもりなの?」と聴くと、 「webメディアを立ち上げたい」と言う。それで、我々のところに話を聞きに来たそうだ。 なるほど。 「書いたものを見せてくれませんか?」と頼むと、その方は自分で今まで書いたブログや寄稿した記事を見せてくれた。 うまくまとまっていて読みやすい文章だと感じたが、正直言うとあまり面白くない。 「うまい文章だけど、面白くないかな……。」 と正直に伝える。 すると彼は 「そうなんです。ブログも結構更新しているんですが、読者が増えなくて……。ブログすら読者が増えないのに、メディアも何もないですよね。」 と困ったように言い、 「どうすれば面白くなるでしょう?」 と私に質問してきた。 正直、私もよくわからない。 大体、どうすれば面白くなるのかはっきりとわかっていたら、今頃は小説家として大活躍できているだろう。

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    murasakai 2016/11/07
  • 実は「好きなこと」よりも「得意なこと」をするほうが、ずっと人生は楽しい。

    つまらない仕事で一日のほとんどの時間を使い果たしてしまう人に向かって 「人生短いんだから、好きなことをしなさい」 というアドバイスをする方がいる。 それはもちろん正しい。 「苦痛な仕事を長年我慢してつづけた」という先にあるのは、平凡な結果と、会社への深い恨み、そして大きな後悔である。 定年まで勤め上げ、退職金をもらっていざ第二の人生……と思った時に、自分には何も残されていないことを知るのは、あまりにも残酷だ。 「成果は平凡でも、好きなことを仕事にして、毎日楽しく過ごしたい」と言う気持ちは、少しも責められるものではない。 やり抜く力「Grit」で知られる、心理学者のアンジェラ・リー・ダックワース氏は、次のように述べる。*1 若い人たちへ「自分が当に好きなことをしなさい」とアドバイスするのはバカげたことなのだろうか? 実はこの問題については「興味」を研究している科学者たちが、この10年ほどで

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    murasakai 2016/11/04
  • なぜ、恫喝と強制をマネジメントに使う会社がいまだに存在するのか、不思議でならない。

    最も不思議な会社は、「恫喝」と「強制」をマネジメントに使う会社だ。 正直、理解に苦しむ。 なぜならば人は恫喝のもとで強制的に動かされると、恐ろしく非効率になるからだ。 ルイ16世の下でカメレオンのような経歴を経験を開始したタレーランは、後に革命政権とナポレオン政権で要職に就き、それから頃合いよく寝返って復古王政の下で尽力し、生涯を終えるのだが、何十年にも及ぶ政治の経験を、こう概括している。 「銃剣でできることは多々あるものの、銃剣というのははなはだ座り心地が悪い」。 たったひとりの聖職者が兵士100人分の働きをすることはよくある。それも、遥かに安く、効果的に。そのうえ、銃剣がどれほど効率的でも、誰かがそれを振るわなければならない。*1 たとえ短期的になにがしかの成果が出たとしても、恫喝したり、人に強制したりする行為は、恐ろしく手間がかかり、継続的な監視が不可欠である。 そしてそんなことばか

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    murasakai 2016/10/31
  • 就活で「コミュニケーション力」が重視される理由を簡潔に説明する。

    就活の面接において、最も重視される能力は相も変わらず「コミュニケーション力」だ。 経団連の調査によれば、現在では約9割近くの会社が選考において「コミュニケーション力」を重視している。 (出典:https://www.keidanren.or.jp/policy/2014/001_gaiyo.pdf) おそらく、今後もこの傾向はあまり変化しないだろう。 限られた時間の選考でコミュニケーション力を適切に判定できるかどうかはともかくとして、コミュニケーション力を重視する会社が多いのにははっきりとした理由がある。 だが、その前に「会社が求めるコミュニケーション」とは何かを明らかにしなければならないだろう。 なぜなら、多くの学生はそれを少し誤解しているからだ。 例えば「自分のコミュニケーション力が高いことを証明するエピソード」を求めると、大抵の学生は 「会話を盛り上げるのが得意です」 「友達がたくさ

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    murasakai 2016/10/29
  • 理想をいうとめちゃ仕事したい。1日14時間くらいは当たり前。でも、残業は絶対しない

    最近では「長時間労働は悪」と言う人が多く、「メチャメチャ働きたい」という人が発言しづらい雰囲気にある。 これが同調圧力、というやつなのだろうか。 しかし「長時間だろうがなんだろうがメチャメチャ働きたい」という人もいることは事実であり、否定できない。 例えば私の知人の一人は 「理想をいうと、めちゃ仕事したい。1日14時間くらいは当たり前。」と言って憚らない。 だが、ふつうの長時間労働ではない。 「へえ、じゃ毎日残業しているの?」と聞くと、 「残業なんてするわけないじゃない。」 と言う。 話の辻褄があわないようなので、話を聴く。 「要するに、時間の分散投資だよ」 と彼はいう。 「1日8時間は、今勤めている会社のために使う。でもその後の時間は自分の時間だから、会社のためには使わず自分のために使う。裁量があって、上司の評価を気にせず、好きなことをするために。将来の可能性を感じることをする。」 「な

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    murasakai 2016/10/27
  • 営業スマイルへの不快感から反省したこと。

    murasakai
    murasakai 2016/10/27
  • 責任を伴わない評価は、聞くに値しない

    例えば期末の人事評価で。こう言われたとする 「5段階評価で、あなたは2ね。ダメっていう感じ。」 真面目に仕事をして来たのに、突如そう言われる。 当然「ちょっと待って下さい、なんで2なんですか?」と抗弁するだろう。 すると上司は答える。 「あなたの担当顧客からクレームが一回あったから」 「どの客ですか。」 「それは、教えられない。状況だけは共有しとくから、報告書を読んでくれ。」 あなたは憤慨する。 「いやいや、教えられないってことはないでしょう。責任を持って評価する立場なら、それを教える必要があるはずです。中には難癖をつけて、値引きしろと無理を言ってくる客もいるでしょう。」 「いや、教えられない。」 「……。」 上司は言う。 「悪いけど、あなたの意見は聞けない。あのクレームはウチにとっては大口の取引先で、絶対に機嫌を損ねちゃまずいんだよ。」 あなたは詰め寄る。 「お客さん、お客さんって、上司

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    murasakai 2016/10/27
  • 「手を動かさない人」へのアドバイスは、とても難しい。 | Books&Apps

    先日、メールマガジンを長年運営しているという方にお会いした。 メールマガジンというと古いイメージがあるが、実際にはまだまだ需要はあるとのこと。彼は会社員でありつつ、個人でメールマガジンを運営し、それなりの規模まで育てている。 そんな彼と話したとき、一つ悩ましいことがあると教えてくれた。 「メールマガジンの運営と集客ののコツを教えてくれ、と私のところへ来る人が結構いるんですが……一つ、悩ましい、というか困ったことがありまして。」 「どんな話ですか?無料でノウハウを教えてくれ、とか?」 「いやー、無料で教えるのは別にいいんです……10分、20分、自分のやっていることを伝えるだけですから。私も立ち上げに苦労しましたから、気持は良くわかります。だから「こうすればいい」は簡単に伝えられるんです。」 とてもいい人である。 「お金の話ではないのですね。」 「いやー、別にこれで稼いでるわけじゃないので。読

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    murasakai 2016/10/25
  • 身もふたもない、仕事におけるいくつかの事実

    社会に出て働き始めると、幾つかの事実がわかる。 その事実とどれだけ真剣に向き合えるかが、ほんとうの意味で、働く時に重要なことだ。 1.他者からの評価は、ストレートで容赦ない 人は、基的に他者に対してとても厳しい評価を下す。 「そんなことないよ、優しい人もいるよ」という方もいるかもしれないが、それは単に配慮されているだけであって、評価は変わらない。 仕事というのは、能力がかなりはっきり出るため 「アイツは仕事ができる」 「アイツはまだマシなほう」 「アイツは無能」 と皆、お互いがお互いを評価し合っている。他者に対して厳しい評価をしない人間は、まずいない。 だから「甘い評価」や「優しい言葉」に踊らされてはいけない。 自分がどれだけ成果を出せているかは、自分がよくわかっているはずだ。そして、それに対する評価は、たいてい他者より自分のほうが甘くつけている。自分には厳しすぎるくらいでちょうど良い。

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    murasakai
    murasakai 2016/10/23
  • 「毎日主義」という必ず結果を出せる技術について。

    子供によく、を読んであげることがある。 そこで感じるのは、子どもたちは当にが好きだ、ということだ。童話、昔話、時間、数、健康、人間関係、科学、そして生と死……様々なテーマで子供向けのがあるが、どのような分野でも子どもたちは「面白い」が大好きだ。 そこでふと思う、こうして毎日をよむと、結構な読書量になるのではないかと。 例えば、毎日昼に2,3冊、夜に2、3冊読むとすれば、1日に4冊から5冊程度はを読むことになる。 子供にとっては休日か平日かなどは一切関係がないから、1年間に1400冊〜1800冊は読んでいる計算になるだろう。考えようによってはこれは膨大な情報量だ。 だが、子供にとってはそれが全く苦になってない。いや、苦にならないどころか「大きな楽しみ」と言っても良い。毎日毎日続けることは、知らない間にはるか遠くの高みまで、人を連れて行ってくれる。 私の好きな言葉の1つに「毎日主

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    murasakai
    murasakai 2016/10/20
  • 残業を完全に禁止すると、何が起きるのだろうか?

    長時間労働を撲滅すべし、という人の声が大きいが、それとは別に「長時間労働させてくれ」という人もまた多いのではないだろうか。 そしてその思惑の中心は 「給料が減るのではないか?」 という心配だろう。 私の周りだけかもしれないが、「長時間労働、問題になってますよね。」と振ると 「まあ、いいんだけど、長時間労働禁止になると痛し痒しだよね。給料減るかもだからね。」と危惧する人が意外に多い。 知人のエンジニアも 「昔、業績が悪化したとき残業禁止になった。早く帰れるのは嬉しかったけど、給料はおそらく月7、8万は減ったんじゃないかな。」 という。 確かにリーマン・ショックの頃に残業禁止令が出たとき「給与が減った」という話は少なくなかったようだ。 エンジニア6割が「景気悪化で給与に影響あり」の実感(リクナビNext) 「残業がなくなったため、給料は月に10万円ほど減った」と、愛知県の機械・機構設計エンジニ

    残業を完全に禁止すると、何が起きるのだろうか?
    murasakai
    murasakai 2016/10/19
    ”無能な人はそもそも「自己管理」が苦手なので、おそらくそれについてこれない”