高橋まつりさんの母親の幸美さんは、20日の合意書の調印にあたってのコメントと、電通の石井直社長に話した内容を文書で明らかにしました。以下は、コメントの全文です。 石井社長が昨年末に辞任の発表をされましたが、社長交代・役員交代が行われたとしても、二度と同じ悲劇を繰り返さないように改革に向かってほしいと思います。 以上、会社との合意には至りましたが、会社側がどんなに謝罪を述べたとしても、再発防止を約束したとしても、娘は二度と生きて帰ってくることはありません。しかし、まつりが今でも東京のどこかで元気に暮らしているような気がしてなりません。テレビに映る娘の姿を見るたびに「ああ、本当にまつりは死んでしまったんだなぁ。。」と茫然とします。まつりに会いたい。まつりを抱きしめたい。でも二度とかなうことはないのです。娘を失った悲しみが癒えることは決してありません。 しかし、娘の尊厳を守るためにした労災認定の