携帯型ゲーム機として任天堂はゲームボーイアドバンス(以下GBA)を展開中だったが、本機はGBAの「後継機」ではなく、ニンテンドーゲームキューブ、GBAに次ぐ「第3の柱」をうたい[4]、一から開発された新しいゲーム機である[5][6][注 2]。しかし本機が瞬く間に普及し、後に発売されたGBAの新型モデルであるゲームボーイミクロの売り上げも伸びなかったため、任天堂を含む多くのメーカーはDSに注力、事実上GBAの後継として展開された。 本機は液晶ディスプレイが2画面となり、下部のディスプレイのみタッチパネルに対応している。GBAと比べてボタン数が増加しスーパーファミコンに準じた数となる。 新たにソフトウェア媒体として採用されたDSカードはメモリーカードタイプの形状となり、従来のROMカセットのパラレル接続からシリアル接続に変更。従来のROMカセットよりも大量生産とコストダウンに優れており、大容