3月1日、文芸春秋が1冊の新書を全文無料で公開する。無料公開で本は売れなくなるのか、それともさらに売れるのか。電子書籍の登場で揺れる出版業界の注目を集めそうだ。 大手出版社の文芸春秋が3月1日から1つの実験を始める。昨年10月に出版した新書『生命保険のカラクリ』をインターネット上で全文無料で読めるようにするというもの。大手出版社が丸ごと1冊を無料で公開するのは極めて異例のことだ。 著者の強い希望で実現 今回の「実験」を言い出したのはこの新書の著者である、岩瀬大輔氏だ。ネット経由で死亡保険や医療保険を販売するライフネット生命保険の副社長である彼はこの本の中で、従来の生命保険のコスト構造を明らかにするなど、生保業界のタブーに切り込んで話題を集めた。 彼の周囲の著名人のブログなどで取り上げられ、アマゾン・ドット・コムなどネット書店を中心に売れ行きは好調。出版から3カ月で6刷が決まり、発行部数は2
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
★★★★☆ (評者)池田信夫 生命保険のカラクリ (文春新書) 著者:岩瀬 大輔 販売元:文藝春秋 発売日:2009-10-17 おすすめ度: クチコミを見る 大手生命保険会社に就職した私の友人が、3年ほどでやめて大学院に入り直した。理由をきいたら「客をだましてもうける仕事がいやになった」という。彼の話では、日本の生保は「生保のおばちゃん」を使って彼らの親戚を加入させ、外務員を使い捨てて加入者を増やしていくビジネスで、金融商品としてのリターンはマイナスだという。 おばちゃんは「万が一のときに備えるとともに利殖にもなる」と勧誘するが、そんなうまい話があるだろうか。次の二つの医療保険があるとして、あなたはどっちに加入するだろうか? 保険料が10万円で、病気になったら医療費を払ってくれる「掛け捨て」 保険料が20万円で、病気になったら医療費を払い、無事に満期を迎えたら10万円の「ボーナス」が払い
「若い世代に安心して赤ちゃんを産んで欲しい」との思いから、保険料を従来の約半分にすることを目指して設立されたライフネット生命保険。その理念を伝えるべくはてなブックマークニュースではこれまでに二回、ライフネット生命の出口社長とはてなユーザーとのPR対談記事をお届けしてきました。最終回の今回は、ブロガーとして、またネットをはじめ各種媒体でご活躍の“切込隊長”こと山本一郎さんのご登場です。 ライフネット生命保険 ライフネット生命は、生活者にとって便利でわかりやすく、かつ高品質な生命保険サービスを提供するという理念のもと、インターネットを主要チャネルとして、新しい生命保険を販売しています。 → 会社概要、お申し込みはこちら 第三回目の企画として、ライフネット生命出口社長と保険に関する対談のお願いをしたところ、「ちょうど妻の生命保険について話し合っていたところです」とおっしゃられた山本一郎さん。そこ
シンプルで分かりやすい生命保険を保険料を半分にして若い人たちに!との思いで創業されたライフネット生命保険。創業者である出口社長がはてなユーザーと本気で語るPR企画の第二回は、以前からとても気になっていたという「Chikirinの日記」で人気のブロガー、ちきりんさんとの対談です。ライフネット生命保険が誕生した時の業界の背景、ライフネットの使命、また新しい世の中を作る「しくみ」の話、歴史の話など、保険に留まらない盛りだくさんで濃いトピックが次々と飛び出しました。 ライフネット生命保険 ライフネット生命は、生活者にとって便利でわかりやすく、かつ高品質な生命保険サービスを提供するという理念のもと、インターネットを主要チャネルとして、新しい生命保険を販売しています。 → 会社概要、お申し込みはこちら 8月に公開した、ライフネット生命の出口社長×はてなユーザー対談の第一弾では、子どもが生まれてはじめて
これまで主に金融業のお客様に対し、Web・モバイルアプリ開発における 品質保証やセキュリティの分野で様々なプロジェクトを支援してきました。 これまで培ったノウハウを基に、お客様のニーズに寄り添った最適な ソフトウェアテストソリューションで貴社の抱える「品質課題」を解決します。 これまで主に金融業のお客様に対し、 Web・モバイルアプリ開発における 品質保証やセキュリティの分野で 様々なプロジェクトを支援してきました。 これまで培ったノウハウを基に、 お客様のニーズに寄り添った最適な ソフトウェアテストソリューションで 貴社の抱える「品質課題」を解決します。 これまで主に金融業のお客様に 対し、Web・モバイルアプリ開発に おける品質保証やセキュリティの 分野で様々なプロジェクトを 支援してきました。 これまで培ったノウハウを基に、 お客様のニーズに寄り添った 最適なソフトウェアテスト ソリ
8月に、ネット専業の生命保険会社、ライフネット生命のPR対談記事がこのはてなブックマークニュース上で公開されました。ネットユーザーにライフネットの理念を知って欲しいという思いで行われたこの対談には、おかげさまでたくさんのご意見が寄せられました。そこで、対談にもご同席いただいたマーケティング部の松岡洋平さんにそれに対する感想やコメントをもらうことに。また、人力検索はてな上で行われたアンケート結果や、はてなブックマーク数から見るライフネット生命の注目記事なども紹介します。 出口社長対談記事の感想 ライフネット生命 マーケティング部の松岡洋平さん 第一弾として公開されたライフネット生命のPR記事の中では、ライフネット生命の出口社長に、株式会社はてなの、創業時からのスタッフ近藤令子が「保険って何? 本当に必要なの?」という疑問をぶつけました。 [PR]「保険はチャレンジする若者のためにある!」 ラ
本日発売の週刊ダイヤモンド(2009年3月14日号)。 プロが選んだ 自分が入りたい保険 入りたくない保険 という特集記事のなかで、17名の保険に詳しいFP/保険ジャーナリストが「自分が入りたい保険」を投票しています。 その中で、生命保険の中核となる死亡保障について ライフネット生命の「かぞくへの保険」が12票を獲得して1位に選ばれました! パチパチ~。 生命保険の中核となる死亡保障について、プロの方が17名中12票も入れて下さったことは大きな励みになり、皆さんの安心材料にもなるのでは、と考えています。 さて。このように、生命保険会社に対して辛口なプロの皆さんに「役に立つ」と選ばれたこともあるので、そろそろ ライフネット生命が別に安くないし、役にも立たない件について という2008年8月の話題の記事についてコメントしようかな。「ライフネット生命」や「ライフネット生命 評判」でGoogle
保険選びから申込、審査、契約までをインターネット上で行えるネット専業の生命保険会社(ネット生保)が相次いで誕生した。4月7日に開業したのは、「SBIアクサ生命保険」。SBIホールディングスとフランスの大手生保アクサの合弁で設立された。また、5月18日に開業したのは、既存の保険会社とは資本関係のない独立系の「ライフネット生命」だ。 SBIアクサ生命の最大の特徴は、見積や申込から契約まで、ネットで完結する点だ。 これまでは、ネットでパンフレットを申し込んだり、見積もりを作ってもらっても、契約までには申込書や告知書、本人確認書類などを郵送する必要があった。 SBIアクサ生命では、同社のサイトで申込や既往症などの告知ができる。さらに、本人確認はクレジットカードの登録で行う仕組みになっているから、書類等を郵送する手間は完全に不要となった。 もうひとつの特徴は、スピードだ。保険を申し込むと、翌営業日ま
「なんで開示したのか!」――。 ある生命保険会社幹部はいらだちをあらわにした。その理由は、11月21日、インターネット専門の保険会社であるライフネット生命保険が、“保険料の原価”の全面開示に踏み切ったためである。 契約者が支払う保険料は、将来の保険金支払いの原資である純保険料と、保険会社の運営経費である付加保険料に分けられる。この付加保険料には、営業職員や代理店への手数料や、保険会社の利益などが含まれ、開示はタブーとされてきた。確かに「クルマや電化製品も原価を開示していない」(大手生保)というように、開示しなければならないものではない。 ではなぜ、開示に踏み切ったのか。 出口治明・ライフネット社長は「クルマや電化製品などと違い、保険は見たり触れたりできない。また一部の商品を除いて手数料も開示されておらず比較しづらい。そこで保険会社間で差が大きい付加保険料を開示すれば競争が進むと考え
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