鉄道150億、トラムなら80億円赤字 Tweet 政治 2012年6月16日 09時47分(19分前に更新) 【東京】内閣府は15日、県内への鉄軌道導入の検討に向けた事業採算性や効果など2011年度に実施した調査結果を公表した。糸満―名護を基本とする各ルートで毎年の赤字額は鉄道が約150億円、路面系のトラムトレイン(トラム)は約80億円と試算。名護―那覇間を高速バスと比較した場合、鉄道で最大40分程度短縮される。本年度は、事業コストの縮減策を調査する予定で、需要喚起策や県民意向調査などを踏まえ、さらに導入可能性の検討を進める。 調査では糸満―名護を基本ルートに、うるま経由(国道330号ルート、パイプラインルートの2種)、那覇空港接続線、読谷経由、南部方面と名護から本部町への支線を加えた計5ルートを設定。 事業整備費は既存の補助制度を活用した場合、鉄道で7300億~1兆600億円、トラムは4