「自分の中で折り合いのつかなさを 抱えている人にしか興味ない」 幻冬舎の見城社長がよくそう仰っています。 最近、ふと振り返ってみると、 私の仕事の時間で大部分を占めて いるのは、 社員が出してくる妄想が膨らみ過ぎ たサービスの企画をそぎ落としたり、 現在の我々の実力値で開発できる 現実ラインに折り合いをつけたり、 見積もりの甘い新規事業の責任者を 厳しく諭したり。 「21世紀を代表する会社を創る」 という壮大なビジョンを掲げているから なんとか大きな志を忘れずにいられる ものの、現実との折り合いを付ける 細かい仕事が多すぎて、 大事なことを見失わないようにしな ければと最近感じています。 でも、もちろん現実は甘くありません。 現実から目を背けていれば、 あっという間にゲーム終了です。 根拠のない自信を持っている。 しかし、同時に自分の分不相応な 挑戦に恐れを抱いている。 事業家おいても、そ
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