実は私、幼児期から度重なる性被害に遭って、男性が怖くて、最初の大学進学は、実家近くの女子大を選んだ。私と同じように、PTSDやトラウマにより同年代男子や男性そのものが怖くて、女子だけの環境を選ぶ女子高校生の安全と人権と権利を守ってきたのが女子大のはず。 確かに、女子大にも酷い男性教員はいる。生まれ育った地方の女子大に在籍していたとき、男性教員からのセクハラ行為に声をあげ、大学もその教員を辞職させた。当時の私はフェミニズムを意識したこともない薬大生で、学生からの通報を受けて当たり前のこととして、性加害者を排除したあの女子大は、素晴らしかった。 地元女子大で学び、社会参加への自信をつけた後、ジャーナリストを目指して放送局に就職した時は、希望を持っていた。しかし、日本の報道現場は酷い環境で、取材中に薬物混入レイプに遭い、恐ろしくなって、国外に逃げた。 アナウンサー・記者時代に遭った性被害について