これまで、MAPI や Outlook オブジェクト モデルなど基本的な部分の説明をしてきましたが、そろそろ実用的な記事も書かないと飽きられてしまうかもしれませんね。そこで、今回は Outlook に関する掲示板などでよく話題に出ると思われる、受信したメールの添付ファイルを自動保存するマクロについて書きたいと思います。 たとえば、毎日あるいは毎週必ず特定の人やシステムからレポートが添付ファイルとして送信されてくる、というようなケースがあります。それを自動保存するというような機能は残念ながら Outlook にはないのですが、マクロを使えばそのようなことが実現できるのです。 以下は、受信したメールの添付ファイルをすべて C:\Attachments というフォルダに保存するというマクロです。 ' メール受信時に発生するイベント Private Sub Application_NewMailE
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