昨日、日本郵政の西川社長は鳩山総務大臣と会い「オリックスへのかんぽの宿一括売却」を白紙撤回することを伝えた。当初はメディアの中でも少数派だった日本郵政の譲渡手続きに対する疑問は、ブログをはじめとしたネットを舞台とした言説、分析や国会質疑の展開などで、メディアも封印しきれなくなった。しかし、メリルリンチに1億2千万円ものアドバイザリー契約料を払いながら、なぜこれほど不透明で無軌道な「競争入札もどき」を演じたのか。このずさんな譲渡手続きは「意図的偽装」だったのか、途中からの「ルール変更」だったのか。主役は誰だったのか、共同共謀は存在したのか、まだまだ解明されていない謎は多い。これらを徹底して調査し解明するべきだと思う。今後は、「郵政民営化の影と闇」の検証が必要となる。 国会とメディアで「郵政民営化の影と闇」の徹底検証が始まると具合が悪くなる人たちがいる。それこそ世紀の大芝居で「郵政解散」を打っ