鳩山邦夫総務相は12日午後、西川善文日本郵政社長の続投は認められないとして首相官邸で麻生太郎首相に辞表を提出した後、首相について「今回の判断は間違っている」と述べた。また、記者団が自民党を離党するのかと質問したのに対し、「仲間と相談する」と否定しなかった。 鳩山氏は「歴史がわたしの正しさを証明してくれる。わたしは汚れたことをやる人間は許せない」と自らの正当性を強調。同日午前の首相との1回目の会談で、西川氏が鳩山氏に謝罪することでそろって続投する妥協案を提示されたが、拒否したことも明らかにした。 【関連ニュース】 ・ 〔図解〕内閣支持率グラフ ・ 〔図解〕政党支持率グラフ ・ 郵政社長人事、週内決着を=自民幹事長 ・ 総務相は首相に従え=甘利行革相 ・ 首相、近く決断=郵政社長進退問題