印刷 関連トピックス株主総会オリンパス オリンパスの元社長のマイケル・ウッドフォード氏は6日、日本記者クラブでの記者会見で、不正経理の追及後に社長を解任されたのは不当だとして、オリンパスを提訴する方針を明らかにした。株主総会での委任状争奪戦を避け、社長復帰を断念することも改めて表明した。 ウッドフォード氏は昨年10月14日の取締役会で、社長を解任された。会見では「不当な扱い方をされた責任は、当然追及する」として、会社側に損害賠償を求めて提訴すると述べた。 解任は、自身が過去のオリンパスによる企業買収での不明朗な支出を追及したためだったとの考えも改めて強調。「ぜひ法廷で(解任を決めた)菊川剛前社長や高山修一社長と会い、その場でも私を解任の理由とした『重大な非行者』と言えるか、聞きたい」と話した。 ウッドフォード氏は、オリンパスが3月にも開く臨時株主総会で、自身を中心とした役員の選任案