「殺しっぷりに惚れます。」「残り8分。あなたならどうする?」「勇気とはこういうことなんだ。」「黒髪だったらけっこう怖い。」「無性に幼馴染に会いたくなる。」──。 現在「TSUTAYA」で行われている「ハンパない一期一会感『敢(あ)えて見ない』という借り方」というプロモーションで、店頭に並んでいるパッケージのコピーだ。 「ジャケ借り」を超える新しい借り方を提案しようという企画だ。「ジャケ借り」とは、パッケージデザイン(ジャケット)の印象で借りるかどうかを決めることを指す。 「敢えて見ない」と標榜するとおり、通常、パッケージに記されている作品名、俳優、監督など一切の情報を隠している。そのかわりとなるのが、20文字程度のコピー。これだけを頼りに、借りたいタイトルを探すのだ。 コピーは、見た人が見終わった瞬間に感じた心の言葉をそのまま載せている。感想以外はジャンルくらいしか推測できない。要は「こん
![「敢えて見ない」パッケージデザイン | 販促会議 2018年5月号](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a99a5c2a9f73d7e85aa8a12d7cde9bc52f636c93/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmag.sendenkaigi.com%2Fhansoku%2F201805%2Fimages%2F130_ogp.jpg)