手のひらサイズの光造形方式3Dプリンター「TinyMaker」がKickstarterに登場し、開始5日で10万ドル(約1470万円)を超える資金調達に成功している。香港のスタートアップによるオープンソースプロジェクトで、手頃な価格で誰もが簡単に扱える3Dプリンターの提供を目指す。 TinyMakerは、片手で簡単に持ち運びができ、場所や時間に制約されないコンパクトかつ軽量な3Dプリンター。ビルドプレートを上昇させながら造形するボトムアップ方式を採用しており、本体カバーは透明なため造形プロセスを確認できる。 ビルドプレートはひとつのネジで固定されており、レジンタンクまで下げてネジを締め直すだけでレベリングが可能。フルメタルデザインで多様なレジンに対応でき、レジンタンクのケースはガスケットでシーリングするため、レジンの流出や臭い漏れを防ぐ。 本体サイズは100×115×155mmで重さは60