ポーランドのFiberlogyは、FFF方式3Dプリンター用フィラメント「FiberSmooth」をラインアップに追加した。主原料にPVB(ポリビニルブチラール)樹脂を用い、美しい表面仕上げを求めるユーザーをターゲットにする。 PVB樹脂は、IPA(イソプロピルアルコール)で簡単に表面処理ができることで評価されており、FiberSmoothで造形したモデルは、IPAに浸したり蒸気を吹きかけたりすると表面が溶ける。レイヤーの境界が見えにくくなるため、スムーズで光沢のある表面仕上げが可能で、さらに完全に乾燥すると構造物の強度が向上する。 FiberSmoothは産業向けの製品より、芸術やホビー向けアイテムの造形に適している。PLAと似た特性を持ち、低収縮性かつ無臭でプリントの難易度は低く、一般的なFFF方式3Dプリンターで装飾品やアクセサリー、フィギュアなどの造形が可能。推奨設定は、ノズル温度
