4万年前のマンモスの小像。古代文字の前身の可能性がある記号が刻まれている/Hildegard Jensen/Universität Tübingen (CNN) 4万年あまり前の石器時代の人々が道具や小像に刻んだ記号や模様が、古代文字の前身だった可能性がある。23日に学術誌PNASに掲載された石器時代の彫刻に関する研究で明らかになった。 ドイツで発見された260点の遺物に刻まれた模様は、現代の文字体系とは大きく異なるものの、約5300年前にメソポタミア(現在のイラク)で出現した原楔(くさび)形文字と同程度の複雑さと情報密度を示している。抽象的な象形文字が用いられたのち、まもなく楔形文字へと発展した原楔形文字は世界最古の文字体系と考えられている。 「これらは実際、非常によく似ており、最古の原楔形文字と区別がつかない」。ドイツのザールラント大学准教授で、研究の共著者クリスティアン・ベンツ氏はそ

