他社システムとのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)連携によって、自社システムの機能を迅速に拡張する動きが進んでいる。国内では、セブン銀行や第一生命保険、JTBなどがAPI連携に熱心だ。 セブン銀行はインターネットバンキングのシステムを、フィリピン最大手銀行BDO UnibankやFinTech関連企業ドレミングのシステムとAPI連携させ、スマートフォンアプリでの海外送金機能やリアルタイム給与振り込み機能を短期に実現した。 第一生命保険は、健康関連のスマートフォンアプリ「健康第一」のサーバーシステムを、外部3社のシステムとAPI連携させることにより、4カ月で開発した。歳をとった自分の顔画像をシミュレーション表示する「FaceAI」と呼ぶ機能はテック・パワーのシステムと、歩数計測の機能はパナソニックシステムネットワークスのシステムと、クーポン発行・交換の機能は電通のシス
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