AKB48の知名度が爆発的に上昇するにつれ、アイドルという存在及び周辺現象に対して経済学的あるいは社会学的な分析を試みるケースも多く見かけるようになった。 特に第三回総選挙→謎の新人「江口愛実」登場という流れに対して世間の反応は(良くも悪くも)非常に大きく、「AKB現象語り」も大きく伸びた。その中で特に目についたのが下記のエントリである。 神宮司護靖の部屋 "江口愛美の真実 〜メタアイドル〜" http://hyperbenikujaku.blog45.fc2.com/blog-entry-225.html 著者がtwitterで東浩紀氏にリプライを飛ばしてエントリの宣伝を行っているように、東氏の著書「動物化するポストモダン」における「データベース消費」「シミュラークル」といったアニメキャラクター生成における概念を、AKBおよび江口愛実現象に照らして検証するといったエントリである。 東氏の