何故だろうかと最近考える。そしてだんだんと腹が立ってきている。 わが国では何となくだが『市場』『競争』『グローバル化』といった言葉の印象が悪い。若い人のイメージとして、夜遅くまでサービス残業したり、上司に怒鳴られて精神を病んだり、職場で村八分になったり、満員電車でつめられたり、使い走りでドサ周りしたりすることが『市場競争』が苛烈化した働き方だとイメージしている人が多そうだ。顔が死んだ『シンドイ働き方』が競争社会と思っていないだろうか?でもそれは全く逆だと自分は確信している。 このわが国の多くの人がイメージしている『競争』は、逆に既存構造のボトルネック層が新しい新陳代謝や挑戦を拒み、その過剰利得の皺寄せをガチで食らっている状態と認識すればいい。国家公務員の人件費削減に採用数を抑え、結局は上の世代の年俸はカットしない、下請け丸投げのITゼネコン構造、などなど・・・・そしてハッキリと分かっている