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  • 背後にいるのは誰? その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 村を愛し、村を守る ポ村の村長、お掃除中。 その時、村中を霧が覆う。 「もう、夕方でしたね。早く片付けて帰らねば」 夕方になるとポ村では霧が出ることが多いです。 夕暮れ時。 それは昼から夜に変わりゆくとき。 そんなときには”魔物が現れる”などと言われています。 もちろん、このポ村でもそう。 人影の正体… それが人間なのか、それとも魔物が化けたものなのか、分からなくなってしまうのです。 それに加え、辺りは霧に包まれているのですから… 「背後に何かが見える気がする」 突然、変なことをつぶやくUSAさん。 「まだお酒は飲んでないわよぉ。これから一緒に飲むんでしょ。まゆちゃんちで宅飲み」 「っつーかせっかくの休日なのに、霧が出てきてない?さっきから」 「やっぱり?話に夢中になって、なんとなくそうかなぁくらいに思

    背後にいるのは誰? その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/30
    濃い霧とか、確かに非日常のワクワク感のラインでおさまってくれるといいんですけどね・・ビビりなのでホラーの域に行っちゃうととたんにダメになってしまいます。
  • 絆創膏の呼び方 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 「あらクラゲさん、こんにちは。今日もお願いしますね」 穏やかでいつもにこにこしている、患者のきのこさん。 駄菓子屋さんの店主で、よく薬局に顔を出してくれています。 「きのこさん、こんにちは」 「まぁ、マメチュー先生」 「温かい梅湯はどうですか?」 「うふ、ありがとう。美味しそうだわ。いただきます」 梅湯とは、村の特産品である梅干しと梅干し・赤紫蘇が浸かっていた汁、それにすりおろし生姜をお湯を入れたドリンクです。 身体が温まり、この時期は風邪予防にもなります。 「ポ村に住んでいると長生きできそうね。あたしはこちらにお嫁にきてからだけど、マメチュー先生はポ村出身だったかしら?」 「ええ、祖父母の代からポ村です。そういえば、皆長生きでしたよ」 「そうなのね。あたしも頑張らなくちゃ」 USAさんはきのこさんを、

    絆創膏の呼び方 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/27
    うちは「バンソーコ」ですがカットバンも言う人いるかも。サビオってなんか可愛い響きですね。USAさんの白衣姿が新鮮(*'ω'*)
  • 寒い日に飲む甘酒 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬の寒さが苦手なまゆさん。マメチュー先生の甘酒で温まっていました。そんな中、甘酒が大好きらしいUSAさん。一人、甘酒のおかわりをしまくっていました。すると… ゴロゴロゴロゴロー 甘酒は身体にいいと言っているのにこの有り様… 「ああああぁ、トイレー!」 「まったく、何してるんだか。やっぱうんこはいらないよね。うん。」 「そういえば、べ過ぎ・飲みすぎるとデブになるという身体のシステムもいらないなぁ」 身体にいいと言われるべ物、飲み物でも摂取しすぎるとやはり身体に悪影響を及ぼすようです。 「やばー。このあと患者さんに対して笑顔作れるかな」 「今くらいがちょうどいいよ。USAはコミュニケーション能力が高いらしいけどさ。その仮面のような嘘くさい笑顔は、逆に不快になる」 「やだ、失礼!笑顔が嘘くさい

    寒い日に飲む甘酒 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/24
    お互い言いたい事腹の中に溜めず言い合える間柄で何よりのコンビですね!甘酒は飲む点滴っていうくらいだから、一杯くらいがちょうどいいのでしょうね(*'ω'*)
  • 寒い日に飲む甘酒 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬の寒さが苦手なまゆさん。途中で行き倒れて、クラゲさんに薬局まで運んでもらったようです。 「あったまったー。おかわり欲しいー」 「まゆさん、いつも薬草をありがとうございます。もしよければ、あたたかい甘酒もいかがですか?夏の飲み物ですが、あたたまりますよ」 寒いのが苦手なまゆさんは、薬局ではいつも温かい飲み物をいただいています。 「ありがとうございます。マメチュー先生の甘酒…おいしい…気がする。寒かったし」 ”甘酒、好きになりたいな。もう少しでなれる気がする。大人として甘酒を飲めるようになりたい。憧れの飲み物、べ物の一つ。” まゆさんのこの好き嫌いが多いところが、寒さにすぐ負けてしまう一因でもありそうです。 まゆさんが飲んでいるのはいわゆる飲む点滴と言われている”麹甘酒” 他にも砂糖で甘みを

    寒い日に飲む甘酒 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/21
    冬の神社にお参りに行くと、甘酒が飲みたくなります。寒い日に飲む甘酒は最高ですよね!毎日塩麹も摂ってます。体の調子を整えてくれる気がします(*'ω'*)
  • 寒い日に飲む甘酒 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 【日のまゆさんの防寒具】 裏起毛タイツ、ヒートテックのインナー、使い捨てカイロ、イヤーマフ、マフラー、手袋、厚手の下等 「ここまでしても寒さを防げない人間の体ってなんなの?よく絶滅しなかったよね。いくらなんでも弱すぎない?」 体中に体毛がなくたって、こんなに寒い思いをしなくて済むように、進化してくれればいいのに。 そもそもこれ以上、体毛いらない。 髪の毛、まつげ、眉毛以外のムダ毛はいらない。 ほんとは眉毛も最初からある程度整っていてほしい。 あとは病とかに簡単に負けない身体になって欲しいし、還暦くらいまでは若々しい外見と脳みそでいてほしい。老いるの早すぎなんだよ。 汗もいらないね。気持ち悪い。 体温を下げるっていうけどさ。もうちょっと他に方法なかったもんかね? そんでね、睡眠もとり過ぎだよね。 人生

    寒い日に飲む甘酒 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/18
    ほんとに申し訳程度の体毛なんて、なんの役割もないんじゃないかと思うけど。進化には長ーい年月が必要なんでしょうね。
  • 先生は魔法使い その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 ”薬草”を見るたびに薬剤師になりたかった理由を思い出すというまゆさん。 薬草代わりだという”マメチュー先生スープ”をいただき、元気をもらっていました。 午前中は冷たい北風が吹いていたけど、午後になると風もやみ、気温も上がってきた。 「よかったじゃん」 つい小声で呟いてしまう。 あたしのこんな性格が、あまり服薬指導をしない理由。 でも薬自体にはとても興味があった。 訳の分からない薬の商品名も一般名も、スラスラ覚えられた。 子どものころから憧れていたマメチュー先生。 なぜかうちの母親は、わざわざあたしを家から少し離れた、ポ村のこの調剤薬局につれて来ていた。 マメチュー先生に憧れた最初のきっかけは、体調が悪くて弱っている時にすっごく優しくしてくれたから。 そんでそのマメチュー先生が渡してくれた頭痛薬

    先生は魔法使い その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/16
    身近に尊敬できる人物がいるって本当に幸せなことですよね!魔女と言えば昨日テレビで「メアリと魔女の花」観ました、面白かったです(*'ω'*)
  • 先生は魔法使い その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回の記事:残り物でデトックススープ ここはポ村唯一の調剤薬局。 あたし、まゆが採取した薬草は、いつもここに届けている。 なんか… 薬草って眺めるたんびに、薬剤師になりたかった理由を思い出しちゃうんだよね。 採取した薬草 「生薬っていうよりも薬草っていう響きの方が、なんか好き」 子どもの頃によくやっていた、ロールプレイングゲームの影響かもしれない。 「錬金術で”特やくそう”をいっぱい作って、いっぱい持ち歩いてたなぁ」 なのにもったいなくって、全然使えなかった。 あの、口にすればすぐ元気になる薬草。 何気にピンチを救ってくれたっけ。 「まゆさん、今日は患者さんが少ないですねぇ」 マメチュー先生がのんびりとした口調で話しかけてきた。 この柔らかい声を聞くだけで癒される。 ポ村はすっかり冬番。 今日は北風も強

    先生は魔法使い その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/11
    薬草ってロマンありますよね。自分も薬草、生薬大好きです。学生時代、アマゾンで新種の薬用植物を発見するのが夢、って人いたなぁ。。
  • 残り物でデトックススープ - マメチュー先生の調剤薬局

    物語を最初からご覧になりたい方はこちら 物語の概要をご覧になりたい方はこちら 改めまして、ここはポ村にある唯一の調剤薬局マメクスリカフェです。 薬局長のマメチュー先生、助手のクラゲさんが暮らしている場所でもあります。 医療用医薬品、漢方、マメチュー先生オリジナル医薬品などを取りそろえています。 ずずー、ごくごく 「はぁ落ち着いた。ごちそうさま。美味しかったぁ」 まゆさんが一気にかきこんでいたのは、マメチュー先生特製デトックススープ。 便秘を改善し、腸内環境を整える野菜たっぷりスープです。 1回べただけでで満足しないで、1週間は続けましょう。 「あと、この間は薬草をたくさん届けていただいて、ありがとうございます。大変でしたでしょう」 「いいえ、楽しかったですよ。秋の山歩き好きだし、植物見るのも好きですから」 マメクスリカフェは店名の通り、薬剤師カフェでもあります。 患者さんの状態に合わせた

    残り物でデトックススープ - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/09
    松竹梅は質ではなくて量だったんですか!そうと知れば、これからは引け目なく堂々と梅を頼める気がします(*'ω'*)
  • 秋のごちそう - マメチュー先生の調剤薬局

    これは少し寒くなってきた、秋のポ村のお話。 なにやらまゆさん眠れないっぽい 眠る前につい、考え事をしてしまう人は多いのではないのでしょうか。 まゆさんも同じく布団の中で考え事をしてしまいます。 通常眠りに落ちるまでは、10分~15分かかるのだそう。 でもその眠るまでの時間って、ちょっと暇なのですよね。 まゆさんはもっぱら、明日べるご飯のことを考えるタイプです。 横になりながらすでに眠っているにゃこさんに、独り言のように話しかけています。 「おなかいーぱい、ご飯べてやろっと」 まゆさんはたまにポ村に生えている薬草を、マメチュー先生の薬局にお届けする仕事をしています。 彼女は漢方薬に詳しく「漢方薬・生薬認定薬剤師」の資格を保有しているのです。 ※この資格を持っている人は、漢方薬局で働くのに有利になります。 自ら生薬を採取しに行く事とは、特に関係はありません。 そしてマメチュー先生の薬局では

    秋のごちそう - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/05
    むかご!むかーし、「美味しんぼ」で山岡さんが採って食べてて美味しそうだなーと憧れましたが。まだお目にかかった事がないです。食べてみたいなあ。。。
  • アロマセラピー - マメチュー先生の調剤薬局

    ※これはポあねがポにゃちゃんと暮らしていた頃のお話です🐱 ”くしゃんっ” 「かゆい。そんで、くしゃみ出る」 ハウスダストやアレルギー持ちであるポいも。ねこさんと暮らすポあね宅に行くと、必ずアレルギー症状が出てしまいます。 「ちょっと待ってて」 ポあねはそういうと、何かをとりだしました。 「これなに?」 そして何かを作り始める。 謎の小瓶いい匂い「これはね、ペパーミントとユーカリ、レモンを調合した、アレルギー症状を抑えるアロマなの」 ポあねは民間の資格・メディカルアロマインストラクターを取得しております。 部屋をいい香りが漂っている。 ねこさん何か言うてますねこさんにはアロマオイルは危険なので、調合の最中、ポにゃちゃんはクローゼットの中で過ごしてもらいます。 「このスプレーちょっとかけてごらん」 「スプレー?」 「あ、そうじゃなくて空気中にシュッと拡散させるように使って」 ポあねが作って

    アロマセラピー - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/12/03
    ヴェポラップ懐かしい!!風邪ひくと塗ってもらったな。。スース―した気がするけど、どんな香りだったかは思い出せません。もう市販されていないのかな?
  • ねこのお留守番 その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 まゆさんが実家へ帰省中の為、ひとりお留守番をするにゃこさん。そうこうするうちに、まゆさんが帰ると言っていた夕方に。 そこへ人影が… “にゃ、まゆちゃん?” まゆさんからにゃこさんのことを頼まれていたてんまさんは、用事がすんでから様子を見に来たようです。 「遅くなっちゃった。にゃこちゃん、大丈夫?」 「にゃんだぁ。まゆちゃんじゃなくて、てんまちゃんにゃわ」 「この子ったら、まゆちゃん以外には冷たいんだから。まゆちゃんまだ?」 「まゆちゃんはまだにゃわ。てんまちゃん、まゆちゃんに会えなくて、寂しくなったのにゃか?」 「え?」 てんまさんは、にゃこさんの方が寂しくて泣いていると思っていたのですが、そんな様子もなさそうです。 にゃこさんはまゆさんを待つため玄関に出てきちゃってはいますが、凛々しく仁王立ちで待っているようです。 でも遊び歩いていたからか、あちこち汚れが目立ちます。 「にゃ

    ねこのお留守番 その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/30
    にゃこさん、ほめ上手なまゆさんにナデナデしてもらえて嬉しそう。しかしこんなに待ちわびられるとお留守番頼むのは気が引けちゃうかな?
  • ねこのお留守番 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 まゆさんから夕方まで”お留守番しててね”と言われているにゃこさん。 でも長い間ひとりぼっちで、寂しくて仕方がないようです。 「おい、ねこ。なにしてんだ」 彼は、都会の方で勤めていますが、マメチュー先生に用事があるときにポ村を訪れます。 「うっうっ」 「なんだよ、泣いてんのか?よし!泣いている原因くらいは聞いてやろう」 「まっまゆちゃんがっ。にゃこをっ。マメでっ」 にゃこさんは、一緒に住むまゆさんに留守番を頼まれたこと。 でも当は、にゃこさんを置いていってしまって寂しい事。 ケガしても心配してくれるのはまゆさんではなく、マメチュー先生だけであることをつっかえつっかえ時間をかけながら説明しました。 イチイさんは静かに聞いてくれています。 全て話し終えた後、にゃこさんの頭を撫でたと思ったら… 「ちっちぇこと言ってんなよ」 「にゃにゃ?」 「大人の男だろ」 「にゃ、にゃこさん大人の男

    ねこのお留守番 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/26
    にゃこさんは大人の猫ちゃんだったのですね(*'ω'*)大人だって、待ってる時間は長ーく感じちゃうものですよね!
  • ねこのお留守番 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 まゆさんから夕方まで”お留守番しててね”と言われているにゃこさんですが、寂しくて仕方がないようです。 再びひとりぼっちでポ村を歩いています。 もう帰っているかなと思い家に様子を見に行ったら、まゆさんの姿が見当たらなかったのです。 仕方ない。 今はまだ、まゆさんが帰ると言っていた夕方ではありませんから。 「にゃこー!」 「…」 声をかけてきたのは農家を営むケイヒさん。 「なんだよ、元気ないじゃん」 声をかけてくれたケイヒさんには反応せず、にゃこさんは目についた木の上に、またもやよじ登ろうとします。 そこからマリオのジュゲムみたいに雲の上に乗っかって、まゆさんの元に行こうと思っているのです。 「なにしてんだよ。ねこって言ったって危ないぞ。高い所に登って降りられなくなったねことかの映像、よく見るんだから俺」 「なにするんにゃのよ」 「いやだからさ、危ないんだって」 にゃこさんはトウキ

    ねこのお留守番 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/24
    うちでもブラックフライデーのセールで今治タオルのバスタオル買いましたよー。フカフカのタオルは最高の癒しですよね。にゃこちゃんのまゆさんには敵わなさそうですが。
  • ねこのお留守番 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    にゃこさんはポ村をひとり、とぼとぼと歩いています。 「まゆちゃん、まだかにゃ?」 まゆさんは朝から実家にお出かけ。 ”夕方には帰ってくるからね。大人のねこさんだからお留守番出来るよね?” にゃこさんはそう言われていました。 でもいつもいるはずのお休みの日に、まゆさんがいない。 なんだかいつも以上にさみしい。 「もうそろそろ帰ってくるかにゃ?」 まだです。 だってまゆさんがお出かけしたのは、ついさっきですから。 でもにゃこさんには夕方があとどれくらいなのか、よく分かりません。 まゆさんが帰って来るまで、どうやって過ごしていたら良いのでしょう。 「ふぅ、ちょっと座って待つにゃ」 しばらく手の上で丸まって、じっとしているにゃこさん。 ついでに絵を描いていた画家のトウキさんも、手が動かせないため同様にじっとしています。 にゃこさんはふと、空を見上げる。 「丸っこい雲にゃわ。あれに乗ったらまゆちゃん

    ねこのお留守番 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/20
    子供の頃、母の不在を家で留守番するのが心細かった夜を思い出しちゃいました。トウキさんが一緒にいてくれて、淋しさが少し和らいだかな?
  • お出かけ前の準備中、まとわりつく猫さん - マメチュー先生の調剤薬局

    料理屋 三すくみ今日は、にゃこさんとイチャイチャ遊んでいたナメ江さん。 しかし、ナメ江さんには午後からお店の準備があります。 「ゴメンナサイ、にゃこちゃんソロソロ」 「わかった!ナメ、またにゃっ」 「にゃこちゃん、バイバイ」 ナメ江さん、にゃこさんが帰ったあとは、お出かけの支度に大忙し。 「早ク、オ店ノ、買イ出シニ、行カナイト」 ”アラアラ、アララ?” お出かけの準備中、全身にねこ毛がついていることに気付きました。 「小ッチャイにゃこちゃん、付イテ、来チャッテルワ」 ”フフフ、でも可愛いにゃこちゃんに包まれているみたい” だけど外出するのに、全身ねこの毛をまみれは少し恥ずかしい。 「ヘバリツイテ、上手ク取レナイワネェ」 小っちゃいにゃこさん、いやいやしているようです。 なかなかうまく、ナメ江さんから離れてくれません。 とっちゃ、やにゃ「ダイブ、取レタカシラ」 ナメ江さんの身体から、にゃこ

    お出かけ前の準備中、まとわりつく猫さん - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/18
    時間を気にせず好きなだけ猫と触れ合っていられたら幸せなんですけどね!いやそんなには勘弁って猫の方からお断りされちゃいそうですが(;'∀')
  • 調剤薬局のPOP その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、POPづくりをすることにした薬局スタッフ。 消費者の購買意欲をそそるようなフレーズを、わちゃわちゃしながら考えているようです。 「パゴちゃんは、なんかいいの思いついた?」 「はい、ええとですね」 「なにそれ?説明書?」 「だっだめでしたか?」 「真面目が出すぎ」 「もっと単純にさ。ポ村産ののど飴おいしいよーとかは?のどの痛みもすぐ治ってぇ」 「誇大広告はだめですよ」 「今一番売れてる!ポ村住民大注目!」 「売れてないし注目されてない」 「話題独占!のど飴ランキング第一位!これぞ物ののど飴」 「次から次へと適当なことを…」 「だって文章力ないし、長ったらしいものよりは一発で目を引くフレーズにした方がいいかなって」 「そんなこといったら、コピーライターなわけでもないじゃん。いいフレーズなんてそう思いつかないでしょ」 「とりあえずさ、の

    調剤薬局のPOP その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/15
    何か買う時って信頼できる人からの口コミが一番当てになったりしますもんね。鋭い眼光の村長さんのイラストがインパクトありますね!
  • 調剤薬局のPOP その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、POPづくりをすることにした薬局スタッフ。 マメチュー先生の調剤薬局には、ドラッグストアほど多くは置いてありませんが、のど飴以外にも商品を販売しています。 薬の待ち時間を利用して、患者さんたちは商品を眺めていたりする。 「そんな時に、目を引くフレーズのPOPがあればさ、興味もってもらえるんじゃない?」 「屋さんとか、ディスカウントストアとか、POPを工夫しているって聞いたことある。そんでPOP次第で売れるようになるとかって」 「のど飴以外にもPOPってあると、患者さんには親切かもね」 患者さんがどの市販薬を買い求めたらいいか、自分の症状に合ったものがどの薬なのか、分かりやすいようにPOPに書く。 そしてどんなフレーズが人の心を引き、購入したくなるか考える。 (但し、誇大広告にはならないように) 「今のところ、うちの薬局のPOPって

    調剤薬局のPOP その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/11
    POPにリアルに食べた感想が書いてあって美味しそうだったら、結構買いたくなってしまうかもです。あとのど飴なら、成分が効きそうかどうかかな?
  • 調剤薬局のPOP その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、上手に宣伝することにした薬局スタッフ。 「これって医薬部外品ののど飴だよね。処方箋が必要な医療用医薬品でもないから、アピールしても大丈夫なはず」 【医薬品医療機器法】 処方箋に基づいて使用される医薬品については、宣伝広告の対象が医療関係者に限ります。 理由の一つとしては病を告知されていなくても、薬品名から自分の病を知ってしまうことを防ぐためです。 重大な病でも告知されることが増えていますが、やはり精神的なダメージも大きいのでケアが必要なのです。 他、医薬品の服用の仕方を誤ったりすることで、重大な副作用の被害に遭わないようにするためでもあります。 ※医師が処方する、健康に影響を与える可能性のある医療用医薬品は、テレビCMなど広告規制があるのです。 「セルフメディケーションを進めている村長がさ、医薬品か医薬部外品にして欲しいって希望を出

    調剤薬局のPOP その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/08
    POP作りって得意不得意がクッキリ分かれちゃう分野ですよね?自分は断然不得意派です(;'∀')なんか、元々の字の可愛さ?みたいなのが必要な気がしちゃって。
  • 調剤薬局のPOP その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    関連記事:のど飴大好き 朝の開店前。 薬局のスタッフは、いつも通り朝の看板、幟を出し、そして清掃をしています。 マメチュー先生の薬局の店頭には現在、ポ村産・梅味のど飴がたくさん並んでいます。 そこをふらふらと横切るUSAさん。 朝から頭が働いていないようで、だらだらと掃除をやっています。 すると、その直後に村長にぶつかりそうになる。 「ひっ、村長!」 ”怒られる!?” ぼんやりしながら仕事をしていたことを村長に注意されると思ったら、なにやら一人、にやにやしています。 「村長?」 どうやら村長は、ポ村印の梅のど飴を嬉しそうに眺めていたみたい。 怖いくらいにやにやがとまらない村長。 マメチュー先生は穏やかな様子で、その姿を見つめながらつぶやきます。 「村長のためにも、ポ村の梅のど飴、みなさんにご好評頂けるといいですね」 「そうですね。大丈夫ですよ。おいしかったですもん」 さすがのUSAさんもの

    調剤薬局のPOP その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/05
    村長さんのにんまり笑顔が可愛いですね❤️この笑顔でSNSでアピールしたら爆発的に売れるかも・・なんて。
  • 薬局で錠剤を粉砕する その5 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 イチイさんが外出中、てんやわんやだったオウギさんたち。 閉店後にも粉薬を調剤室にぶちまけ、大パニック。 イチイさんが外出先から戻ってくる前に、大慌てで清掃です。 「すごいクマ作ってんじゃん。忙しかったのか?」 「ええ、まあ」 勘がいいイチイさんは何かを感じ取ったのか、薬局内を見回しています。 「その割にはなんだか薬局内がきれいだな。掃除する暇があったみたいじゃん」 ぎくりとする薬剤師たち。 「いや、閉店後の店内清掃ですよ。」 「今日はずい分、熱心にやったんだな。新築みたいだぞ。んで、俺が置いていった心を癒すグッズはやけに、握りつぶれてるな。お前はきれいにしてもらえなかったのか?」 「そのグッズいいっすね。触り心地良くって、みんなで触っちゃって。はは」 「まぁいいけど、使ったら顔、ちゃんと戻してやって。可哀想だろう?」 「はい。心がけます」 イチイさんは再び店内を見回しています。

    薬局で錠剤を粉砕する その5 - マメチュー先生の調剤薬局
    myautin
    myautin 2023/11/03
    イチイさん、鋭いなー💦上に立つ人は部下に任せる事も必要ですしね!部下はそうして成長する、きっと😄