警察は9日、滋賀県大津市の琵琶湖の沖合で、50人の大学生らがカヤックで航行中に遭難したとみられると発表しましたが、その後、全員無事を確認したということです。 9日午後6時10分ごろ、滋賀県大津市の琵琶湖の沖合で、「日没になるのに、カヌーやカヤックが高島市から大津市方面に向かっている」と住民から警察に110通報がありました。 警察によりますと、びわこ成蹊スポーツ大学のサッカー部などの学生44人と学校関係者6人の合計50人が部活動の一環として、40艇のカヤックで航行していましたが、警察による大学への聞き取りでは、「波や風が強くて3艘のカヤックが転覆した」と話しているということです。 その後、午後9時過ぎに「カヤックに乗っていた50人全員の無事を確認した」と現場から連絡があったということです。警察は、関係者から事情を聞くなどして、当時の状況を調べています。