「京都アニメーション」の放火殺人事件にNHKのディレクターが関わったかのような虚偽の記事をインターネットのまとめサイトに掲載され、名誉を傷つけられたとNHKが訴えた裁判で、東京高等裁判所は「NHKの社会的評価を大きく低下させた」と指摘してサイトの編集長に対し、1審より多い400万円余りの賠償を命じました。 おととし、京都市の京都アニメーションのスタジオが放火され社員36人が死亡した事件をめぐり、インターネットのまとめサイト「LH MAGAZINE」にNHKとそのディレクターが事件に関わったかのような虚偽の記事を掲載され、名誉を傷つけられたとしてNHKはサイトの編集長を訴えました。 9日の2審の判決で、東京高等裁判所の北澤純一裁判長は「記事はNHKが重大な犯罪に関わったうえで証拠隠滅にまで及んだという印象を与え、高い公共性と信頼性を持つNHKの社会的評価を大きく低下させた。事実と異なる記事を
![京アニ事件で虚偽記事掲載 まとめサイト編集長に2審も賠償命令 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a58252d7eb3f24fb14ccc2b445d361a902255b4e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20211109%2FK10013340631_2111091737_2111091812_01_02.jpg)