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  • 京都・舞鶴市長に新人鴨田氏が初当選 府内初の維新系、自公推薦の現職下す|社会|地域のニュース|京都新聞

    任期満了に伴う京都府舞鶴市長選は5日に投開票され、無所属新人で元市議の鴨田秋津氏(41)=維新府総支部推薦=が、無所属現職の多々見良三氏(72)=自民、公明推薦=ら3人を破って初当選を決めた。維新系の首長が誕生するのは京都府内で初めて。 投票率は50・70%で前回を9・55ポイント上回った。過去最多に並ぶ4人が立候補し、市民の関心が高まったとみられる。 鴨田氏は市長報酬の3割カットや退職金の受け取り辞退を表明し、小中学校の給費無償化など次世代投資を公約に掲げた。前市議会議長が不祥事で辞職した問題を受け、政治不信の解消も強く打ち出した。選挙戦では維新の国会議員や地方議員の支援を受けたほか、有力な企業経営者らのバックアップで支持を拡大した。 維新の党部によると、党か都道府県総支部の単独推薦候補が市町村長選で当選したのは、拠地の大阪府以外で初めてという。 多々見氏は国や京都府と連携したイン

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    myjiku 2023/02/07
  • 陸軍の人体実験「虹波」、ハンセン病入所者9人死亡 熊本の療養所が初開示|社会|地域のニュース|京都新聞

    戦時中、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(熊県合志市)の入所者に対し、陸軍が「虹波」(こうは)と名付けた薬剤を投与する人体実験を行い、9人が死亡したことを示す文書群を、同園が初めて開示した。同園での人体実験で死者が出ていたことは知られているが、1次資料の全容が明らかになったのは初めて。死者や重体患者が相次いでも軍嘱託の医学者たちが投与を続けたことが記されており、専門家は「当時の医学倫理に照らしても残酷な人体実験で、文書群を検証すべき」と話している。 京都新聞社と熊日日新聞社が情報公開請求した。虹波は写真の増感材として開発された感光色素を合成した薬剤。防衛研究所戦史研究センター(東京都)所蔵の旧陸軍資料によると、虹波の研究目的は「戦闘に必要なる人体諸機能の増進」「極寒地作戦における耐寒機能向上」などとされている。実験は機密軍事研究の一環だった。 今回開示された恵楓園の虹波関係簿冊は25点

    陸軍の人体実験「虹波」、ハンセン病入所者9人死亡 熊本の療養所が初開示|社会|地域のニュース|京都新聞
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    myjiku 2022/12/05
  • 二之湯国家公安委員長、旧統一教会絡み近年「被害届ない」警察庁慌てて訂正|社会|地域のニュース|京都新聞

    二之湯智国家公安委員長は5日の閣議後会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の霊感商法に関して2010年を最後に「被害届はない」と発言し…

    二之湯国家公安委員長、旧統一教会絡み近年「被害届ない」警察庁慌てて訂正|社会|地域のニュース|京都新聞
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    myjiku 2022/08/05
  • 旧統一教会系イベントで実行委員長、あいさつも 二之湯智国家公安委員長が認める|社会|地域のニュース|京都新聞

    二之湯智国家公安委員長は26日の閣議後会見で、2018年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が開催した京都府のイベントで実行委員長を務めていたことを認めた。 二之湯氏は、京都市内にある自身の事務所近くに旧統一教会の事務所があるといい、「政治家はいろいろなお付き合いがある。平和の祭典、運動を起こすのでちょっと名前を貸してほしいというので貸した」と述べた。旧統一教会の会員であることは否定し、教義自体も「よく知らない」とした。 二之湯氏が「事実」と認めたイベントは、旧統一教会系の非政府組織が推進する世界的な友好親善プロジェクトである「ピースロード」。当日に参加したことも認め、「京都市が最後のゴール地点だったかな。そこで人が集まっていたので、一言お話をさせてもらった」と話した。 二之湯氏は参院京都選挙区選出の議員を3期務め、25日に議員任期満了を迎えた。引き続き国家公安委員長や内閣府特命

    旧統一教会系イベントで実行委員長、あいさつも 二之湯智国家公安委員長が認める|社会|地域のニュース|京都新聞
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    myjiku 2022/07/26
  • 「裏切られたはない」前原氏、党解体因縁の小池百合子氏へ想い明かす|社会|地域のニュース|京都新聞

    夏の参院選を見据え国民民主党と東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が20日、合流も視野に入れた連携強化の協議を開始することになった。両者で思い出されるのは2017年の衆院選直前、旧民進党の解体につながった因縁と確執だ。 当時民進の代表だった国民の前原誠司代表代行兼選対委員長(衆院京都2区)が20日までに京都新聞社のインタビューに応じ、希望の党代表だった小池氏との「因縁」を振り返った。 「だまされたとか、裏切られたというのは一切ないですよ」。前原氏はさっぱりとした表情で語った。 国民と都民ファーストの連携強化を巡る動きに、永田町では「希望の党の再来」とささやく声もある。5年前の”失敗”について前原氏は「政治は結果責任。うまくいかなかったことの責任を取って、私は腹を切った」と振り返る。今回の連携協議に自身は関わっていないというが「ベリーウエルカム」と歓迎する。 17年7月

    「裏切られたはない」前原氏、党解体因縁の小池百合子氏へ想い明かす|社会|地域のニュース|京都新聞
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    myjiku 2022/01/21
    選挙区の単記投票をやめて連記投票にして候補者調整不要にすれば、票割れ問題も無理な一本化も無くなるのに。
  • 「遊ばせたい」公園にハンモック、容疑男を逮捕 「危ない」住民苦情|社会|地域のニュース|京都新聞

    京都府宇治市の公園に無許可でハンモックを設置したとして、京都府警宇治署は18日、都市公園法違反の疑いで、宇治市の無職の男(82)を逮捕した。 逮捕容疑は、2021年12月24日午後4時55分ごろ、同市内の公園で、設置・管理者である市の許可を受けず、約5メートルの間隔で植わっていた2の木の高さ約1.5メートルの位置にロープをくくり、持参の布(長さ約2メートル、幅約50センチ)と結び、ハンモックを作った疑い。 同署によると、21年1月から同様の行為を始め、市や同署が計15回にわたって警告して撤去させたが、近所の子どもを遊ばせたいとして行為はやまなかった。住民からは「安全性が確認されず、危ない」と苦情が相次いでいたという。男は「間違いない」と容疑を認めている。

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    myjiku 2022/01/19
  • 編み物ユーチューバーらに賠償命令 著作権侵害していない動画の削除要請で|社会|地域のニュース|京都新聞

    動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した動画が著作権侵害との指摘を受けて削除され、精神的苦痛を負ったとして、富山県のユーチューバーの女性が、京都市東山区の女性ユーチューバーら2人に計118万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、京都地裁であった。長谷部幸弥裁判長は女性の動画は著作権侵害に当たらず、削除によって精神的苦痛を負ったとして、被告側に約7万円の賠償を命じた。 判決によると、原告女性と被告女性はともに編み物を編む場面や作品を動画で公開している。被告女性は昨年2月、ユーチューブ側に原告女性の著作権侵害を通知し、動画2が削除された。 判決理由で長谷部裁判長は、原告女性と被告女性の動画を比較し、「ことさらに類似しているとは認められず、著作権侵害とは認められない」と指摘。「著作権侵害を通知する者は、侵害の有無について一定の確認を行うべき」とした上で、独自の見解で通知した行為に著しい注意義

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    myjiku 2021/12/22
  • 中学校制服、男子もスカート選択可能に トランスジェンダー配慮、滋賀|社会|地域のニュース|京都新聞

    野洲市が来春から導入する新しい3中学校の制服。男女共通のブレザーで、性別に関係なくスラックスやスカートを選べる 滋賀県野洲市は11日までに、市内3中学校の生徒の制服について、来春から従来の男子の詰め襟、女子のセーラー服をやめて、男女兼用のブレザーに変更することを決めた。性別に関係なく、誰でも自由にスラックスやスカートを選べるようにし、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの生徒らに配慮する。 関係者によると、男子もスカートも選択できるようにしたのは画期的で全国でもかなり珍しいという。 今回の変更は当事者の声を受け、各校の校長や生徒指導の担当者らを交えた制服検討委員会を昨年2月に立ち上げ、協議を重ねてきた。全校生徒や保護者らにアンケートを取り、防寒対策や動きやすさ、手入れのしやすさといった機能面からスラックス導入を求める声もあったという。 新しい制服のブレザーは3校共通のデザインで胸に付け

    中学校制服、男子もスカート選択可能に トランスジェンダー配慮、滋賀|社会|地域のニュース|京都新聞
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    myjiku 2021/12/12
    国で通知出して、全学校でスラックス・スカートの選択自由化を進めるべき。
  • 「表現に不十分な点、おわび」 滋賀県警本部長、西山さん犯人視文書を謝罪|社会|地域のニュース|京都新聞

    滋賀県議会の会議で西山さんに対する不適切な表現を謝罪し、頭を下げる県警の滝澤部長(2021年9月28日午前10時37分、大津市・県議会議場) 滋賀県東近江市の湖東記念病院での患者死亡を巡る再審で無罪が確定した元看護助手の西山美香さん(41)=彦根市=が国と滋賀県に計約4300万円を求めた国家賠償請求訴訟を巡り、県側の訴訟実務を担う滋賀県警が無罪判決を否定する内容の準備書面を提出した問題で、県警の滝澤依子部長は28日、県議会会議で「書面の表現に不十分な点があり、西山さんをはじめ関係者の心情を害したことについて、県警を代表しておわび申し上げる」と謝罪し、訂正する方針を示した。 滝澤部長は一般質問で同問題について見解を問われた。県警が大津地裁に提出した準備書面に「患者を心肺停止状態に陥らせたのは原告」などと、西山さんを犯人視する記述をしたことについて「再審で無罪判決が確定したことを県警

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    myjiku 2021/09/29
  • 村八分されたと提訴 「あいさつ無視、ごみ回収されず」|社会|地域のニュース|京都新聞

    京都府南丹市園部町の曽我谷地区に住む男性が、地元の集落から村八分のような扱いを受けたとして、同地区などに対し、区民であることの確認や慰謝料など340万円の支払いを求める訴えを21日までに京都地裁に起こした。 訴状によると、同地区は南丹市区設置規則によって設置され、39世帯ほどが暮らす。男性は1975年に結婚し、同地区に住むの両親と養子縁組をした。83年に長岡京市から同地区に移り住み、消防団長や農家組合長などを歴任したが、2001年に離婚の両親とも離縁した。男性はその後も地区で暮らしているが、道であいさつしても住民から無視され、自分が出したごみだけが回収されなかったり、地区の行事連絡や市の配布物が来なくなったりした。また、土砂災害警戒区域などが多い同地区に対し、市が各戸に防災無線を無料設置することになったが、同地区は男性だけを除外して市に申請したため、男性宅には設置されなかったとしてい

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    myjiku 2021/09/21
  • 死亡女児の兄「妹の世話がつらかった」暴行認める供述 滋賀・大津|社会|地域のニュース|京都新聞

    大津市の無職少年(17)が自宅で小学1年の妹(6)を暴行し死亡させたとされる事件で、傷害致死の疑いで逮捕された少年が、滋賀県警の調べに対し、容疑を認め、「妹の世話をするのがつらかった」との趣旨の供述をしていることが6日、関係者への取材で分かった。母親は留守がちだったといい、県警は家庭状況や暴行の動機などを詳しく調べている。 大津・高島子ども家庭相談センター(児童相談所)の説明では、兄妹は家庭の経済的な理由などで県外の別々の児童養護施設で育ち、妹が小学校に入学した4月から母親と3人暮らしの生活となった。 少年は母親の代わりに妹の面倒をみて、近所の住民は妹とボールなどで仲良く遊ぶ姿をたびたび目にしていた。一方、暴行があったとされる時期に近い7月21日未明、兄妹が自宅近くのコンビニを訪れたため、同センターは「ネグレクト(育児放棄)の疑いがある」などとして、今月4日に母親と面談する予定だった。 少

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    myjiku 2021/08/07
  • 性的虐待の内部告発、記録持ち出しで処分は「違法」 男性職員の処分取り消しが確定|社会|地域のニュース|京都新聞

    児童養護施設で起きた性的虐待事件内部告発するために京都市児童相談所(児相)の相談記録を持ち出し、懲戒処分を受けた男性職員(49)が市に処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は1日までに、市の上告を受理しない決定をした。市に処分の取り消しを命じた二審大阪高裁判決が確定した。決定は1月28日付。 一審京都地裁と二審の両判決によると、男性は児相に勤務していた2015年、左京区の児童養護施設に入所する少女が施設長から性的虐待を受けた事件で、母親からの相談が放置されているとして、少女に関する記録を閲覧したり、印刷して自宅に持ち帰ったりして、市の公益通報外部窓口に通報した。市は機密性の高い記録の閲覧や持ち出し行為が懲戒事由に当たるとして3日間の停職処分にした。 一、二審判決とも、記録の持ち出しについて公益通報や証拠保全、自己防衛などの目的を認定した上で、市の懲戒処分は「裁量権

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    myjiku 2021/02/02
  • 「性的マイノリティ」行政用語として使用しない方針 差別的語感「性犯罪を連想」 京都・亀岡|政治|地域のニュース|京都新聞

    「性的マイノリティ」行政用語として使用しない方針 差別的語感「性犯罪を連想」 京都・亀岡 2020年12月23日 7:00 京都府亀岡市は「性的マイノリティ(少数者)」という言葉に差別的な語感があるとして、行政として今後、使用しない方針を決めた。市議会の指摘などを受け22日、次期総合計画基計画案にあった文言を「多種多様な人たち」と改める修正案を市議会に提案した。来年3月1日施行予定の市パートナーシップ宣誓制度の要綱などからも「性的マイノリティ」の用語を一掃する。 同性愛者のレズビアンやゲイ、両性愛者のバイセクシュアル、心と体の性が一致しないトランスジェンダー、自認する性や好きになる性が定まらないクエスチョニングやクィアの頭文字を取ったLGBTQに対し、国や各市町村が性的マイノリティーと呼ぶことは一般的となっている。しかし、同計画案や宣誓制度の議論の過程で、市議会などから「性的という言葉が

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    myjiku 2020/12/23
  • 「この政権、とんでもないところに手を出してきた」 学術会議任命見送られた松宮教授|政治|地域のニュース|京都新聞

    「この政権、とんでもないところに手を出してきた」 学術会議任命見送られた松宮教授 2020年10月1日 20:37 立命館大法科大学院の松宮孝明教授は1日、京都新聞社の取材に対し、政府が「日学術会議」会員への自身の任命を見送ったことについて、心境を語った。松宮教授の発言は以下の通り。 ―任命されなかったことについて率直な気持ちは。 率直にはほっとした。仕事が一つ減ったな、と。個人的にはそういうところで、別になりたいと思ってたわけでないので、まずはそれを理解してほしい。 それを抜いて率直に言うと、「とんでもないところに手を出してきたなこの政権は」と思った。学術会議というのは、まず憲法23条の学問の自由がバックにあり、学術は政治から独立して学問的観点で自由にやらなければいけないということでつくられた学者の組織だ。もちろん内閣総理大臣の下にはあるが、仕事は独立してやると日学術会議法で定められ

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    myjiku 2020/10/02
  • 逮捕された医師は元厚労省官僚 「高齢者は社会の負担」優生思想 京都ALS安楽死事件|社会|地域のニュース|京都新聞

    大久保容疑者が経営するクリニックを家宅捜索し、押収品を運ぶ捜査員=23日午前11時25分、宮城県名取市) 全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市中京区の女性に薬物を投与して殺害したとして、京都府警が、嘱託殺人の疑いで、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)=仙台市=と、医師の山直樹容疑者(43)=東京都=を逮捕した事件で、大久保容疑者は、厚生労働省の医系技官として約7年半働いていたことが、関係者らへの取材で23日分かった。 また、医師2人のうち大久保容疑者は「高齢者は見るからにゾンビ」などとネットに仮名で投稿し、高齢者への医療は社会資源の無駄、寝たきり高齢者はどこかに棄てるべきと優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた。 大久保容疑者が記したとみられるブログ「高齢者を『枯らす』技術」やツイッターには、安楽死に賛同する投稿

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    myjiku 2020/07/23
  • 731部隊、詳細な隊員情報や組織機構が判明 70年前の公文書を新発見|社会|地域のニュース|京都新聞

    第2次世界大戦中に細菌戦の研究をした「731部隊」を部とする旧関東軍防疫給水部(関防給)について調査している滋賀医科大名誉教授らが19日、戦後に政府が作成した関防給に関する公文書を発見し、組織機構や支部の隊員の所属、敗戦前後の行動の一端が明らかになったと発表した。支部で細菌を生産していたことも公文書で初めて裏付けられたという。「不明な点が多い組織の隊員一人一人の情報や、元隊員の証言などの根拠となる文書で、歴史を検証する上で意義深い」としている。 公文書は1950~51年に作成された「関東軍防疫給水部部隊概況」。滋賀医大名誉教授の西山勝夫さん(78)らが昨年、国立公文書館で見つけ、今年3月までに公開された計41枚を分析した。 公文書から、関防給は部と五つの支部などから成り、それぞれの組織機構も裏付けられた。大連支部については「終戦時迄(まで)主として細菌の研究及(および)生産に住じていた

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    myjiku 2020/06/22
  • 「人工呼吸器外し」再審で無罪 殺人罪で服役した女性の名誉回復 湖東記念病院|社会|地域のニュース|京都新聞

    滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、男性患者の人工呼吸器を外して死亡させたとして殺人罪で懲役12年が確定し、服役した元看護助手西山美香さん(40)の裁判をやり直す再審の判決公判が31日、大津地裁で開かれ、大西直樹裁判長は無罪を言い渡した。逮捕から約16年ぶりに西山さんの名誉が回復された。 男性患者の死因について、確定判決では「酸素途絶による急性心停止」としていたが、大西裁判長は「他の死因が考えられ、事件性はなく犯罪の証明がない」とし、「西山さんの自白調書を証拠採用しない」とした。また当初の医学鑑定について「人工呼吸器のチューブが外れたという真偽が疑わしい事実を前提としている」と信用性を否定。不整脈やたんの詰まりで死亡した具体性があると指摘した。 西山さんに対する滋賀県警の取り調べについて「西山さんの迎合しやすいという障害特性を知りながら強い支配力を独占し、殺害の自白を維持しようとした

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    myjiku 2020/03/31
  • 京大、教授会議事録を閲覧制限 学部史編集委員の教授に 「隠蔽体質が背景」と教授|社会|地域のニュース|京都新聞

    京大、教授会議事録を閲覧制限 学部史編集委員の教授に 「隠蔽体質が背景」と教授 2020年3月15日 10:00 京都大教育学研究科の教授らが教育学部70年史を編纂(へんさん)する際、教授会議事録の閲覧を大幅に制限されていたことが14日、京都新聞社の取材で分かった。編集委員の教授らは議事録の保管場所に入れず、事前に必要な資料を指定した上で事務方から公開を受けた。編集に当たった教授は「事実上、閲覧できなかった。教授がなぜ教授会議事録を自由に見られないのか」と困惑する。事務担当者は「必要に応じ適切に教員へ議事録を開示した」とする。 「資料に見る京都大学教育学部の70年」は、教育学部の創設70年に合わせて2019年5月に発行。編集開始時は、同研究科の駒込武教授や南部広孝教授ら4人でつくる編集委員会が作業に当たった。 両教授によると当初は議事録の保管場所へ入れたが18年7月になって、事務担当者らか

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    myjiku 2020/03/16
  • 細菌戦「731部隊」の新資料発見 「ないはず」の戦後公文書 細菌生産を明記|社会|地域のニュース|京都新聞

    第2次世界大戦中に細菌戦の準備を進めた旧関東軍防疫給水部(731部隊)について、戦後に日政府が作成した公文書が6日までに、発見された。京都帝大などから派遣された医師らが人体実験を行ったとされる731部隊について、政府はこれまで国会で政府内に「活動詳細の資料は見当たらない」と答弁をしており、発見した西山勝夫滋賀医大名誉教授は「まだまだ731部隊に関係する資料が埋もれている可能性がある」と話している。 発見された公文書は戦後5年目の1950年9月に厚生省(現・厚生労働省)復員局留守業務第三課が作成した「資料通…

    細菌戦「731部隊」の新資料発見 「ないはず」の戦後公文書 細菌生産を明記|社会|地域のニュース|京都新聞
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    myjiku 2020/02/07
  • 「逮捕の意味も分からなかった」 無罪確定的な元看護助手、県警の不当捜査語る|社会|地域のニュース|京都新聞

    「逮捕の意味も分からなかった」 無罪確定的な元看護助手、県警の不当捜査語る 2020年2月4日 7:00 「私は殺していません」。16年におよぶ殺人の汚名をそそぐため、大津地裁で3日、西山美香さん(40)は再審に臨んだ。言葉を振り絞って弁護人の質問に答え、虚偽の自白に至った経過や、刑事からの差し入れなど、県警の不当な捜査を証言していった。はっきりと「冤罪(えんざい)」を証明するように。 「(担当の)男性刑事ともっと長くいられるから、うれしい」。被告人質問で、西山さんは16年前の逮捕時の気持ちを述べた。「逮捕の意味も分からなかった」 幼い頃から、成績優秀な2人の兄と比べられ、劣等感があった。逮捕前から身の上話を聞いてくれ、「君も賢いよ」と言った刑事を好きになった。留置場から取調室へ出してくれる「白馬の王子様」だと思った。 その気持ちに便乗するような捜査を、西山さんは被告人質問で明らかにしてい

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    myjiku 2020/02/05