タグ

ブックマーク / arabic.kharuuf.net (2)

  • 一つの多神教という日本的ファンタジー

    『原理主義から世界の動きが見える』の中で、手島勲矢氏が、「一神教」と「多神教」についてハッとさせられることを書かれています。「一神教」「多神教」という構図をこれほど多用し社会現象に援用するのは特殊日的であり、その背景には「一つの(日的)多神教」という暗黙的な了解があるのではないか、という指摘です。 ちょっと長くなりますが引用しておきます。 (・・・)高度な抽象概念「一神教」「多神教」を、堂々と形而下の生々しい国際紛争と結びつけてしまう――こういう発想は、欧米の学者からは出てこない。彼らにとって、「一神教」「多神教」の区別は、あまりにも学術的な区別であって、それらを具象的な現象に援用するのは宜しくないのだ。しかし日では、識者だけでなく一般人も、この区別を違和感なくすんなり受け入れている印象がある。 この理解のギャップから私が思うのは、日人の論じる「一神教」「多神教」という区別は、欧米

    myogab
    myogab 2013/01/22
    少しずれるけど「総論賛成・各論反対」を想起。日本人の言う「多神教」には、暗黙の総論賛成という一神教的空気の支配があって、一神教にとっての「その他の宗教」的物を「(総論を異にする)一神教」と呼んでいる感。
  • 社会への憎悪の仲裁

    これは非常に誤解を受けそうな内容で、かつ丁寧に語る気力もないので、極めて限られた方たち以外にはスルーして頂きたいことなのですが、とても鋭く気に入った一言があったのでメモしておきます。 「5分で分からない!主権返上を目指す会 – 法華狼の日記」という記事に対するCrowClaw氏のブックマークコメントです。 ファッショの根底が「自身の主権(主体)を絶対者に明け渡すマゾヒズム」だとすると別に間違ってない。彼らは気で「(自分も含めて)人権なんか無くなればいい」と考えてる。これは(国家ではなく)社会への憎しみ 元となっている記事は、ある種の右派勢力の主張を荒唐無稽と批判するもので、(おそらくCrowClaw氏もそうであるように)この内容自体は尤もで、確かにこの手の「漫画的」右派言論には相当馬鹿げたところがあります。また、こうした主張に対して一応釘を差しておこう、というのも理解できます。 ただ、こ

    社会への憎悪の仲裁
    myogab
    myogab 2012/05/17
    ↓戦後一定期間は左の言い方で回収できていた。初期の労組の担った役割。今に通用し得ない事は根拠に為らない。20年もすれば、再び逆転してるだろう。右は心を救っても、その生活を救いはしない。
  • 1