Open Access Japan「IR謝絶の光と影」やあおばと通信「IRとILL」に、竹内先生の先日のCSI報告交流会での図書館活動全体から見たIRが取り上げられています。当日は「現代のILLはレファレンス業務に回帰してきている。すなわちオンライン文献をも含んだ所在調査能力が求められている」という趣旨の竹内先生の言葉が印象的でした。たぶんIRだけでなく、たとえばPMC(PubMed Central)やUK PMCにデポジットされた文献なども含めたさまざまなOA文献の存在、それ以上にそうした現況の認識が私たち図書館全体に必要なのだろうと思います。 DRFのメーリングリスト([drf:22])でも触れましたが、現代の研究者の情報探索行動について、 (1)図書館の提供情報などに基づき、無料でその場でオンラインアクセスできるフルテキストを探す。(無料で、とは、この場合(OA文献というよりも)機関