晴天の正月ですが,いかがお過ごしでしょうか。私は箱根駅伝に見入っていますが,タスキをかけて疾走する青年の姿って,いいですね。仕向け方次第で,青年は「輝く」存在なんだと思います。 さて,本ブログも始動といきましょう。年明け早々物騒ですが,自殺統計のお話です。厚労省の『人口動態統計』から,毎年の自殺者数を知ることができます。この数を人口で除した値が,いわゆる自殺率です。自殺者が出る確率を表すものであり,人々の「生きづらさ」の量を測る代表的な指標として使われます。 ところで,もう一つの見方を立てることができます。全死因の中で自殺がどれほどを占めるかです。人が命を落とす原因がさまざまですが,そうした要因群の中で,自殺がどれほど幅を利かせているか,ということです。 自殺率が絶対量なら,こちらは相対量ということができましょう。このような観点を据えることで,通説とは違った側面が明らかになるかもしれません
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