2015年12月、ふるさと納税の寄付額が前年比約21倍に急増して話題を集めた茨城県大洗町(関連記事)。返礼品にアニメ「ガールズ&パンツァー」のグッズが加わったのが理由ではないかと注目されていましたが、このたび大洗町まちづくり推進課への取材で、納税者が実際に引き換えている返礼品の約55%がカニやあんこう鍋など魚介類であることが分かりました。ガルパングッズは4.6%で、寄付額急増の大きな理由は返礼品のなかでも食料品の人気にあったようです。 大洗町公式サイト 大洗町は昨年12月1日、寄付額の増加を狙ってもともと品数が少なかった返礼品に230品目を追加しました。町内に水産加工業者が多いことからカニのボイルやあんこう鍋、しらすなど魚介類を充実させたほか、干し芋といった加工食品、茨城のブランド肉。そして大洗町を舞台としたガルパンの関連アイテムも8品目、初めて返礼品に加えました。 返礼品のガルパングッズ