二週間遅れでやっと手に入れたiPhoneだが、まあなんと言ってもすごいのがその「おもてなし(User Experience)」である。User InterfaceとUser Experienceの違いを理解していない人がこの業界には多いが、そんな人たちのためにも、iPhoneのおもてなしのすごさを少し書いてみようと思う。 まず、iPhoneを入手した時の一番の驚きは、iPodと同じく「ごく普通にAppleストアで買って、すぐに持って帰ることができる」点である。日本でも米国でも、携帯電話買った時にはお店でアクティベーション(日本語では「開通手続き」)をしてもらう必要がある。これが結構時間がかかって面倒な上に、人気機種の売り出し日などはカウンターの前に人が不必要にあふれてしまい、店員はてんてこまいだし、お客は疲労してしまう。 徹夜組みが出るほどのiPhoneの発売日は、さぞ悲惨なことになると思
ブックマークコメントの反応とか見てると勘違いされている方がちらほら。MacのUIデザインのうち遊びの部分にばかり注目が行っているような気がする。 確かに、ウィンドウが吸い込まれるエフェクトとかドロップシャドウとか、見た目のインパクトがあるから取り上げられ易いのだけれど、それはまったく本質ではない。 キーボード操作 MacのUIデザインの基本は、キーボードショートカットの共通化だ。Apple自身が各アプリケーションで共通の操作系を明確に定め、またそれ以外についても共通点の多い操作が定型化している。Command+Oで開き、Wで閉じ、Qで終了。Sで保存、Aで全体選択、Iで情報表示(プロパティ)、Pで印刷、Zで取り消し。X、C、Vでカット/コピー/ペースト(切り取り/コピー/貼り付け)。どのアプリケーションでも共通の操作だ。GUIの伝道師故にマウスでの操作が印象深いが、実はAppleは当初からマ
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