スピーシーズは12日、家庭向けのエンターテイメントロボット「MI・RAI-RT」(ミライRT)を発表した。無線LANを標準で装備しており、インターネット経由でメッセージ・BGM・ロボットの動きを組み合わせた「3Dメッセージ」を送ることができる。価格は294,000円で、30日より受注を開始する。 手が長い印象の「MI・RAI-RT」。カラーはホワイトのみ 背中にバッファロー製の無線LANアダプタを搭載していた 同社は今年4月に、コンシューマ向けのエンターテイメントロボットとして「ITR」を発表しているが、「MI・RAI-RT」はそれを一般発売する最初の製品となる。この名称は、ソニーの最高顧問である出井伸之氏に考案を依頼して決まったもので、「ロボットの未来を切り開く」というイメージで付けられたとか。スピーシーズの春日知昭代表取締役社長がソニー出身であることから、出井氏による命名が実現した。