山口県周南市の徳山工業高等専門学校の女子学生が殺害された事件で、容疑者を実名で報道した新聞・雑誌をどう扱うべきか、図書館が揺れている。一部の図書館では実名報道をした新聞・雑誌の閲覧を制限しているが、ここへきて一転「解除」に動きはじめた。 三重県立図書館は当初、実名報道した雑誌・新聞の閲覧を制限した。2006年9月7日に発売した週刊新潮の該当箇所を袋とじに、同8日付けの読売新聞の該当箇所にはマスキングを施して容疑者の実名・写真が見えないようにしていた。「少年法の主旨を尊重した」というのが、図書館が閲覧を制限した理由だが、06年9月12日昼時点でこれらを解除した。同図書館の職員は、 「図書館が一方的に閲覧を制限するのはどうかということで制限を解除しました。少年の(すでに死亡していた)関係といった社会的な背景を踏まえてのことです。どちらを取ればいいのか、どちらにしても厳しい判断を迫られた」 とJ
ちょと前だが,酒川玲子女史が『週刊読書人』の最終ページに連載しておる「図書館」 今回は、わるいところとよいところを同時にハッケーン まずは NHK「クローズアップ現代」の8/1放映「モラル崩壊?日本人はどこへ」の冒頭に、図書館蔵書の切り取りや書き込みの例が出てきたという。 で、この人は、ある意味定番の、「心」の問題としているわけだけど(これはわるいところ。事業に、安易にココロの問題を持ち込むのは、戦時中の神がかり的軍人や軍国少年とまったく同じ)。 ひとつ、よい記述が。 それは、 経験的にいうと、ハードカバーの本で30回〜40回位貸し出されると綴じがぐずぐずになって全体が壊れてきます。 という部分。 じつは、こういった実数(カネ目も含め)がぜんぜん教科書に書いてないのだよ図書館情報学なるものは。TRCの寡占率も書いてないし(・∀・) 同じ号の巻頭では猪瀬直樹氏が自著『道路の決着』について談話
「自動ブックスキャナを使うと、スキャン作業が省力化できる」ってのが通念だけど、スキャン作業における省力化なんて、たかが知れてる。正確に言うなら、「自動ブックスキャナを使うと、スキャン後のOCR作業が大幅に省力化できる」ってこと。 大辞林 第二版 (三省堂)によると、省力化とは 機械の導入や作業の合理化などで、手間や労働力を省くようにすること となってる。 その意味で、「自動ブックスキャナを使うと、スキャン作業が省力化できる」というのは、あながち間違ってはない。ある程度の効果がある。 だけど、その「スキャン作業の省力化」効果だけでは、自動マシンと手動マシンの価格差は説明しきれない。 普通、いろいろ計算した挙句、「自動マシンは割高だね」って話になる。 実際に何度もそういう感想を聞いてきた。 でも、大事なことを見落としてるよ。 自動ブックスキャナは、大量スキャンプロジェクトで使われるもの。 そし
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アップル、世界最小のプレーヤー「新iPod shuffle」 −1GB内蔵で9,800円。アルミ筐体を採用 使用イメージ アップルコンピュータ株式会社は13日、シンプルなシリコンメモリオーディオプレーヤー「iPod shuffle」の新モデルを発表した。容量は1GBの1モデルのみ。AppleStore価格は9,800円で、10月より順次出荷を開始する。OSはWindows 2000/XPおよび、Mac OS X v10.3.9以降に対応する。 従来モデル同様に液晶ディスプレイは搭載しておらず、内蔵メモリのみで、メモリスロットなども装備しないシンプルなデザインを採用。ただし、外形寸法と重量が41.2×27.3×10.5mm(幅×縦×厚み、クリップを含む)/15gと、従来の24.9×83.8×8.3mm(幅×縦×厚み)/重量22gから大幅に小型・軽量化。クリップを備え、シャツなどに留めること
(前回から読む) 「談話室たけくま」へようこそ。編集家、竹熊健太郎氏と、『インターネットの法と慣習』(ソフトバンク新書)を上梓された法政大学社会学部助教授の白田秀彰氏の対談をお送りします。ネット上での著作の権利は、徹底的に守るべきか、開放したほうがメリットが大きいのではないか。ふたりが自らの体験に即して語ります。白田秀彰氏のプロフィールはこちらです。 白田 博士論文を書いた1996年ころから、インターネットの時代には、権利を主張して抱え込むよりは、どんどん公表して知名度を獲得して経済的利益に結び付けていくべき、といいますか、そういうモデルしか成り立たないと思っていたんです。 自分の場合は書いたものを全部公開して(「Research Papers of Hideaki Shirata」)いたおかげで、それがきっかけになって声がかかり、就職もできたし、いろいろお仕事も来るようになった。そういう
スピーシーズは12日、家庭向けのエンターテイメントロボット「MI・RAI-RT」(ミライRT)を発表した。無線LANを標準で装備しており、インターネット経由でメッセージ・BGM・ロボットの動きを組み合わせた「3Dメッセージ」を送ることができる。価格は294,000円で、30日より受注を開始する。 手が長い印象の「MI・RAI-RT」。カラーはホワイトのみ 背中にバッファロー製の無線LANアダプタを搭載していた 同社は今年4月に、コンシューマ向けのエンターテイメントロボットとして「ITR」を発表しているが、「MI・RAI-RT」はそれを一般発売する最初の製品となる。この名称は、ソニーの最高顧問である出井伸之氏に考案を依頼して決まったもので、「ロボットの未来を切り開く」というイメージで付けられたとか。スピーシーズの春日知昭代表取締役社長がソニー出身であることから、出井氏による命名が実現した。
米Apple Computerは9月12日(米国時間)、米サンフランシスコで開催したスペシャルイベントで「iPod」「iPod nano」「iPod shuffle」の新製品を発表した。3機種ともMacおよびPCでの利用が可能。対応OSは、Mac OS X v10.3.9以降、Windows XP SP2以降、Windows 2000 SP4となっている。 ディスプレイが60%明るくなったiPod HDD搭載のiPodは容量が30GBと80GBの2モデルが用意されている。バッテリー駆動時間が向上し、80GBモデルで最長20時間の音楽再生と最長6時間の動画再生、30GBモデルで最長14時間の音楽再生と最長3.5時間の動画再生が可能になった。 iPodはブラックとホワイトの2色 左からゲーム、音楽再生、TVドラマ、そして映画 音楽再生では、曲が変わる際のギャップを無くし、スムースに曲がつな
イーブック イニシアティブ ジャパン(EBI)と京セラコミュニケーションシステム(KCCS)、KYOCERA COMMUNICATION ASIA PACIFIC PTE(KCAP)は、共同で「電子書籍国際ネットワーク事業」をスタートさせることを発表した。 京セラコミュニケーションシステム代表取締役会長兼社長の森田直行氏(左)、イーブック イニシアティブ ジャパン代表取締役社長の鈴木雄介氏 メインコンテンツは日本が世界に誇る「マンガ」。「あした天気になあれ」(ちばてつや)、「海のオーロラ」(里中満智子)、「ベルサイユのばら」(池田理代子)、「鬼太郎大全集」(水木しげる)など計30タイトル100冊を用意し、シンガポールのWebサイト「ebook japan ASIA」にて19日より販売を開始する。先陣を切る30タイトルは「読んで楽しい、ためになるマンガ」を基準に選ばれた。今後は現地のリクエス
アメリカの現実!大学は出たけれど・・・ 2006年09月13日06時50分 / 提供:PJ 【PJ 2006年09月13日】− 大学に行く、一生懸命働く、お金を貯める。ベビー・ブーマー世代にとって、このマントラはアメリカで成功するための処方箋とみなされていた。実際、一世代前には、こうした三原則に従えば、アメリカの中産階級の席が買えると思われていた。しかし、「時代は変わってしまった」ようだ。9月7日付のAlterNetはアメリカの中産階級の現実を分析している。 最近公表された2006年の米大統領経済報告によれば、大学の学位を持ったものの収入は2000年と2004年の間に減少をみている。つまり、この三原則は、最早、黄金律ではなくなったという数々の証拠がでてきた。 学士号をとることは中産階級になるチケットとして今でも必要だが、そのステータスを意味したかつてのような保証ではなくなってしまった
米国のポートランド公共図書館で60年前、9歳の少年がクジラの子どもの冒険話を書いた本“The Baby Whale, Sharp Ears”を借りて行きました。借りていかれた本は1946年6月7日までに図書館に帰ってこなければならなかったのですが、その後少年と共にニューヨークに行ってしまいました…。 先ごろ、69歳になった少年がポートランドにやって来た際に図書館に立ち寄り、“The Baby Whale, Sharp Ears”は22,008日遅れでポートランド公共図書館に帰ってきました。現在の規定で延滞料を算定すると本来は10ドルでよいのですが、本を借りた元少年は延滞料として440ドル(約52,000円)の支払いを申し出たそうです。元少年は「今回の一件がニュースに取り上げられることが、子どもが図書館に来て読書の楽しみを知るきっかけになれば」と話しています。 さて、クジラの子どもの冒険記は
近年、新しいサービスを「ベータ版」(あるいは、アルファ版、ガンマ版などもありますが)として提供する会社が増えてきました。ALA TechSource Blogでは、民間企業がウェブで展開している有益なベータ版サービス、またマサチューセッツ工科大学(MIT)図書館などいくつかの図書館が実施しているベータ版サービスを紹介しつつ、図書館がベータ版を提供する際の「心構え」を論じています。ベータ版を提供する際には、ユーザが建設的にフィードバックできるよう、率直・透明に構えなければならないとしています。 Building a Better Beta – ALA TechSource http://www.techsource.ala.org/blog/2006/09/building-a-better-beta.html
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