アメリカのウォルト・ディズニーが、新作映画「ムーラン」の製作への協力を得たとして謝意を示している団体のなかに、中国の新疆ウイグル自治区の政府機関が含まれていることが分かりました。アメリカ政府は、自治区で中国当局によるウイグル族への重大な人権侵害があると指摘していて、ディズニーの対応に批判が広がっています。 ウォルト・ディズニーの新作映画「ムーラン」は、1998年のディズニーアニメを実写化したファンタジー映画で、9月4日から動画配信サービスで公開が始まりました。 アメリカのメディアによりますと、この映画のエンドロールで製作への協力を得たとして謝意を示している団体のなかに、中国の新疆ウイグル自治区の複数の政府機関が含まれているということです。 アメリカ政府は、自治区で中国当局がウイグル族の人たちを収容施設に不当に拘束するなど、重大な人権侵害があるとして当局者らに制裁を科したり、アメリカ企業と政