「9月に行われた朝倉未来VSメイウェザー戦で、運営元のRIZINから“架空の広告枠”を売りつけられたんです。その後、向こうが当然すべき全額返金にも応じないので、仕方なく11月に民事訴訟を起こしました。本当は詐欺容疑でも刑事告訴したいぐらいです」 【画像】スポンサーを募る営業資料には、明確に「胸と背中」にロゴが載るとうたっていた こう憤るのは、「イモトのWiFi」で有名なエクスコムグローバル社代表取締役の西村誠司社長だ。有名企業の名物社長と、日本の格闘技業界の盟主であるRIZINの間にいったい何があったのか――。 「派手な広告」と「巧みな経営手法」で知られる西村社長 まずは西村社長とエクスコムグローバル社についておさらいしておこう。社長は自他ともに認めるマーケティングのプロフェッショナルとして名高い。飽和気味だったWiFiルーターのレンタル事業市場で、「イモトのWiFi」の知名度を高めるため