ブックマーク / nazology.net (5)

  • 出したての「おしっこ」は本当に無菌なのか? (2/2) - ナゾロジー

    無視されてきたマスケル医師の研究ウルフ氏は、ウロバイオームの真の発見者は、実は1970年代に尿が無菌ではないことを突き止めたロザリンド・マスケル医師にあると語っています。 このマスケル医師の研究は何十年もの間、無視されていたのです。 マスケル医師は公衆衛生研究所で臨床助手として働いていた際、女性に多く見れられる頻尿や排尿痛といった泌尿器症状を調べても、患者の尿検査の結果が無菌となることに疑問を抱き調査を行いました。 細菌は膀胱内で繁殖はしているものの、何らかの条件により検査結果に現れないのではないかと仮説を立てたのです。 そこでマスケル医師は、サンプルを一晩放置して細菌を繁殖させる一般的な検査方法ではなく、膀胱と同じ条件に近づけるべく、空気に触れない条件下で実験を行いました。 その結果、最初の実験ではサンプルの81%に細菌が検出されたのです。最も多かった細菌はラクトバチルス属と呼ばれる細菌

    出したての「おしっこ」は本当に無菌なのか? (2/2) - ナゾロジー
  • 我が子4人殺害で20年服役した女性、最新の遺伝学により冤罪と判明 - ナゾロジー

    突然変異のせいで殺人犯として服役させられていた女性が出所女性は我が子を殺した罪を着せられ20年間服役していました / Credit:Canva . ナゾロジー編集部20年前、我が子4人を殺害した罪で、母親のキャスリーン・フォルビックさんは有罪となり投獄されました。 フォルビックさんは10年あまりの間に4人の子供を出産しましたが、長男のカレブは生後19日、次男のパトリックは8か月、長女のサラは10カ月、次女のローラは18カ月で亡くなりました。 検察側は母親であるフォルビックさんを、4人の子供を連続殺害した殺人犯として起訴し、裁判の結果、フォルビックさんは懲役40年を言い渡されました。 この事件はオーストラリアで起きた「最悪の女性による連続殺人」として知られるようになり、最後まで無罪を訴え続けていたフォルビックさんは「世界一残酷な母親」「世界で最も嫌われている女性」と言われるようになってしまい

    我が子4人殺害で20年服役した女性、最新の遺伝学により冤罪と判明 - ナゾロジー
    mystandard1979
    mystandard1979 2023/06/14
    これ。この人しか犯人になり得ないみたいな状況証拠の積み重ねしかない場合は誰しもが冤罪の被害者になりうるという話になるんじゃないかな。。
  • IQが高い人ほど難しい問題の解答に「時間がかかる」と判明! - ナゾロジー

    IQが高い人ほど難しい問題に「時間をかける」と判明!IQが高い人ほど難しい問題に「時間をかける」と判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部昔から頭の良さの指標に「難しい問題でも即座に答えに辿り着く」ことが含まれていると信じられていました。 フィクションでも、凡人がいくら時間をかけても解けなかった難問を、颯爽と現れて「即座に答える」天才が登場することがあります。 IQテストをはじめ多くの知能を図るテストも、制限時間内により多くの問題に応えることで、高成績を収められるようになっています。 また多くの人々は素早い意思決定ができる人は有能とみなす一方で、考え込む時間が長い人は「消極的」「無能」とみなしがちになります。 しかし意外なことに「知能の高さ」と答えを出す「意思決定のスピード」そして「答えの正しさ」の3つの関連性を調べた研究は少なく、当に意思決定の早い人が知能が高く答えが

    IQが高い人ほど難しい問題の解答に「時間がかかる」と判明! - ナゾロジー
    mystandard1979
    mystandard1979 2023/06/07
    既視感がある。情報処理試験の午後の試験ですぐ退出する人だ
  • イヌは「見た目が大きく違う他犬種」を同じイヌだと認識できる! - ナゾロジー

    犬の世界では神話のように小人と巨人が入り乱れています。 犬は地球上に生息する動物種の中で、単一種としては最も大きな外観の違いを「犬種」の形でもっていいるからです。 この奇妙な世界は人間による品種改良の結果作られました。 そこで気になるのは、犬はこの現実をどう思っているかです。 時には自分の十倍も大きく、あるいは十倍も小さく、顔の形も毛色もスタイルも異なる他の犬種を、犬たちは自分と同じ「犬」とカテゴライズして認識しているのでしょうか? それとも大型の犬はウシや馬に、小型の犬はネコに近い生き物だと勘違いしているのでしょうか。 『Animal Cognition』に掲載された論文が、その答えを教えてくれるかもしれません。

    イヌは「見た目が大きく違う他犬種」を同じイヌだと認識できる! - ナゾロジー
  • 100年以上謎だった「全身麻酔で意識がなくなる原因」が特定される - ナゾロジー

    当たり前のように手術に利用されている全身麻酔だが、その原理は謎に包まれていた新たな研究は、超解像度光学顕微鏡を使い脳神経の細胞膜内の変化を観察結果、細胞膜内の脂質ラフトの無秩序化がニューロンの発火を止めてしまうことを確認した 全身麻酔は大きな手術で使われる重要な医療技術です。 全身麻酔なしで手術を受けるというのは、考えられない話です。 しかし、この「全身麻酔がなぜ人の意識を奪うのか」という詳しい原理については、医学はこれまで説明することができませんでした。 麻酔の原理がよくわかっていないという話は、ちょくちょく耳にしている人もいるかもしれません。 けれど、こうした医学ミステリーの古株も、とうとう最新技術を用いた研究を前に陥落したようです。 新しい研究によると、細胞膜内にある来なら秩序だった脂質クラスターが、クロロホルムにさらされると短時間で無秩序になるということが原因とのこと。 最新の超

    100年以上謎だった「全身麻酔で意識がなくなる原因」が特定される - ナゾロジー
  • 1