この商業施設を対象にしたスポンサー広告が、Ingressの主な収益源となっている。パートナーはアクサ生命保険やローソンに続き、日本では6月からソフトバンクと三菱東京UFJ銀行が加わった。「ゲームやネットサービスと提携したのは初めて」(三菱東京UFJ銀行リテール企画部の中村俊允氏)、「自社のサービスや商品に興味を持ってもらい、ソフトバンクショップに立ち寄ってもらいたい」(ソフトバンクモバイルITサービス開発本部の坂口卓也氏)と各社は提携の狙いを語る。ゲームでありながらネットとリアルを繋ぎ、広告媒体としても広がりを見せているIngressは今後、どのような展開を見据えているのだろうか。グーグル副社長でナイアンティック・ラボ創業者であるジョン・ハンケ氏に、狙いを聞いた。 ――Ingressは課金要素のない完全無料のゲームとなっている。 広告モデルだが、単純にスマートフォンの画面上に広告を表示する
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