OtoOとともに語られることの多いショールーミング。ショールーミング対策の考え方、店舗とネットの協業体制について、試行錯誤の末に答えを出した東急ハンズと、OtoOを研究する電通のエキスパートが検証しました。 OtoO施策を成功に導くポイントとは何か。緒方氏が語ったポイントは、多くの企業が実現したいことばかりだ。企業理念に立ち返る、消費者視点、トップダウン、社内理解。そして、これらを実行していくために、パートナー企業には何が期待されるのか。上原氏との対談から見えてきたものとは。
OtoOとともに語られることの多いショールーミング。ショールーミング対策の考え方、店舗とネットの協業体制について、試行錯誤の末に答えを出した東急ハンズと、OtoOを研究する電通のエキスパートが検証しました。 OtoO施策を成功に導くポイントとは何か。緒方氏が語ったポイントは、多くの企業が実現したいことばかりだ。企業理念に立ち返る、消費者視点、トップダウン、社内理解。そして、これらを実行していくために、パートナー企業には何が期待されるのか。上原氏との対談から見えてきたものとは。
そして2010年代は、考えてみるとこれまでの情シスって売上げに寄与してないじゃないかと。そこでこれからはちょっと事業の競争力というところにいくのかなと思っています。 情シスの本質的な役割は、情報の流通を司っていると思っています。あくまでも社内が中心ですが、いろんな情報をどうコントロールするのかをやってきているのかなと。エンタープライズの仕組みをどう作るか、社内の情報流通のデザインをするという。 原田 これを見ると80年代と90年代の仕事はずいぶん違いますね。では長谷川さん、お願いします。 帳票を作るだけのシステムにがっかり 長谷川 システムの考え方って企業の大きさによって異なるのかなと思っていて、東急ハンズは800億円くらいの企業なので、僕の話はこれくらいの規模の会社と思って聞いてください。 僕の経歴は、もともとSIerというところで14年くらい仕事をして、そのあと東急ハンズに入って情シス
店頭在庫をネットで公開する。顧客は、電話で問い合わせなくても在庫の有無がわかる。欲しい商品があるとわかれば、顧客は急いでその店舗に向かう――。店頭在庫から顧客を誘導するのも立派なO2O(オンライン・ツー・オフライン)。実現したのが、東急ハンズだ。 東急ハンズのITコマース部、緒方恵氏は話す。 「店頭の在庫情報を公開すれば、来店喚起につながる。消費者の反応も非常にいい」 2012年12月、東急ハンズは自社のネットストアを大幅にリニューアルした。ネットストアの在庫情報だけでなく、リアル店舗の在庫も確認可能にしたのだ。消費者が、ネットストアで欲しい商品を検索する。すると、商品情報とともに、現在、在庫がある店舗が一覧で確認できる。ポイントは、データ更新の頻度。なんと15分に1度というから驚く。ほぼリアルタイムと言ってよい。 全国の店舗で売れた商品を、即時に表示する機能も追加した。ネットストアのトッ
クラウドへ基幹システムを移行する東急ハンズ。決断したきっかけ、システム構成、メリットを語る。AWS Summit Tokyo 2013 Amazonクラウドのイベント「AWS Summit Tokyo 2013」が6月5日、6日の2日間、都内で開催され、AWS(Amazon Web Services)を活用したさまざまな事例の紹介や技術者向けの解説などが行われました。 ここではそのセッションの中から、基幹システムをAWSへ移行している東急ハンズの事例を解説したハンズラボ 長谷川氏のセッションをダイジェストで紹介します。東急ハンズはGoogle Appsを社内システムとしていちはやく採用するなど、クラウドへの積極的な取り組みで知られています。 クラウド利用もハンズ流。POSシステムもAWSで ハンズラボ株式会社 代表取締役社長 長谷川秀樹氏。 私はSIerも経験していて、2008年に東急ハン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く