Rails 5の目玉機能の一つに、WebSocketsを容易に利用できるActionCableがあります。Rails 4でもgemで提供されてましたが、Rails 5で本体にマージされました。しかし本番環境の情報が少なかったので、記事にまとめました。ActionCableを使ったRails 5アプリは、以下の記事がわかりやすいです。 Rails 5 + ActionCableで作る!シンプルなチャットアプリ(DHH氏のデモ動画より) この例ではdevelopment環境およびHerokuでは動作しますが、この記事は本番環境のnginxを自前で設定してゆきます。 動作環境と構成 フロントのWebサーバにはnginxを、RackサーバにはPumaを使い、Capistrano3でデプロイします。UnicornをRackサーバに使うと、WebSocketsサーバも別に作成する必要があるので、今回は