商品改良を受けた新型『アクセラ』で見逃せないのが、最小限の視線移動でドライビング情報が得られるとして高く評価されてきたヘッドアップディスプレイ(HUD)こと「アクティブドライビングディスプレイ」の進化だ。 マツダはこれまで、アクセラをはじめとする主力車種にこのHUDを採用してきたが、その最大の目的は「迷うことなく確認や操作ができること」にある。“人馬一体”をコンセプトに掲げるマツダは、最小限の視線移動でドライビング情報が得られるためのアイテムとしてHUDを採用したのだ。そして今回のビッグマイナーでは、この部分を従来のモノクロからカラーへと変更して表示能力を大幅にアップし、視認性を飛躍的に高めている。 エンジンをONにするとコンバイナーと呼ばれる透明のアクリル樹脂が立ち上がるのは従来と同じ。違うのはその表示能力で、映し出された表示はよりコントラストが高くなってハッとするほど鮮明だ。ドットもよ