公園で「野球、サッカーは禁止」といった看板をよくみかけるという声がSNSなどでよく話題となっている。実際にSNSでは「子どもと遊んでいると注意された」、「公園は禁止の看板だらけで子どもが遊べる場所ではなくなっている」といった投稿が増えている。 では、その実情はどうなのだろうか。株式会社キャップスアソシエーションは、公園の利用価値を発信するWebサイト「公園のチカラLAB」にて、その真偽と実態を調べるために約300カ所の公園を調査し分析・レポートした。 公園と住宅が隣接する都市部で発生しやすいという事実 公園のチカラLABでは首都圏・中京圏(地方都市)・関西圏の3つのエリアから子育てに人気のある地域の公園を約100カ所ずつ抽出し、公園の立地や、実際に掲げられている禁止看板の種類や文言、禁止内容を分類・集計した。 また調査対象の公園は子どもにとって身近な公園、いわゆる街区公園や児童遊園と呼ばれ