ソニーが9月4日に発売するノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-1000XM4」は、装着したまま会話を始めると自動的に外の音を取り込む「スピーク・トゥ・チャット」という機能が加わりました。ヘッドフォンの動作を一部自動化し、外さなくても周囲の人と会話できる便利な機能ですが、実際に使ってみると課題も見えてきました。 WH-1000XM4は、ヘッドフォンの外側と内側にあるマイクを使って音楽リスニングのじゃまになる環境ノイズを消すアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載しています。また屋外を歩いたり、電車などで移動しながら音楽を聞いたりするときのの安全を確保するため、マイクで集めた環境音を音楽にミックスする「外音取り込み機能」もあります。 ただ、最近は同様の機能を搭載したヘッドフォンが増えてきました。そこでソニーが差別化のために開発したのがスピーク・トゥ・チャットです。 スピーク・トゥ・チャッ