SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をベースに、ウェブブラウザなどから手軽に楽しめるソーシャルゲーム。一般的なゲームと比べて、コミュニケーション要素が強いのが特徴となっています。ブラウザだけで遊べるのでブラウザゲームとも呼ばれ、元々はPC上で楽しむSNSの一部コンテンツでしたが、現在の日本では携帯電話やスマートフォンでプレイするものが主流といえるでしょう。 日本におけるソーシャルゲームのツートップといえば、グリーが運営する「GREE」と、ディー・エヌ・エーが運営する「Mobage」が挙げられます。しかし、一時期は「ソーシャルゲーム・バブル」と呼ばれるほど急成長したこの業界にも、陰りが見え始めました。 ソーシャルゲームに陰りが見え始めてきた理由 一番大きなきっかけとなったのは、2012年5月に「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」の違法性が指摘された点でしょう。コンプガチャとは、