Nest.jsでは公式ドキュメントにも書いてあるとおり、Guardを作成する際には CanActivateインターフェースを継承する canActivateメソッド中でbooleanを返却する という実装をすることで対象のリクエストの呼び出し可否をコントロールするというのが基本的な使い方です。 しかし、実務で色々なGuardを実装していると、Guardで取得したデータをControllerでも使いたくなるケースに時々出くわします。 GuardとControllerとで同じデータを取得する処理を重複して実装するのは無駄なので、今回はこのGuard内で取得したデータをControllerへと渡す実装をしてみようと思います。 1. Guardのベースとなる抽象化クラス「BaseGuard」を実装する 公式ドキュメントのPassportの実装を参考にします。 認証用モジュールである@nestjs/
