『世界一受けたい授業』でおなじみの歴史研究家・河合敦さんが、歴史の教科書についてのちょっと驚く事実を明かします。 あの聖徳太子は別の人?? 「聖徳太子は、推古天皇の摂政として冠位十二階、十七条の憲法を制定し、遣隋使の小野妹子を派遣した」 「日本で一番大きな古墳は、仁徳天皇陵である」 「日本最古の貨幣は、和同開珎である」 「鎌倉幕府の創立は1192年」 みなさん、これらの文章を読んでどう感じましたか。懐かしいなあ。そうそう、昔一生懸命憶えたよ。…そんな感想を持った読者も多いかも知れません。 もしもあなたが、この文章に何の違和感もおぼえないとしたら、あなたが学校で学んだ歴史は、もう時代遅れと言わざるをえません。 ご存知ないかも知れませんが、教科書は4年に一度改定され、そのたびに大きく内容が改訂されます。それは歴史の教科書も例外ではありません。それもよく話題になる大量虐殺や戦争の解釈などと言った
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